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【インク】赤色インクにこだわる ペリカン エーデルシュタイン ガーネット
文章を校正するために赤色を使う方は結構いらっしゃるのではないかと思われますが、万年筆の赤色インクってのはなかなか難しい。


なにをもって『赤』というのか?


この究極の問いのようなもののまえに、うまくいかないことが多いんですね。


例えばラミーのカートリッジ赤インク


綺麗な赤に見えますよねぇ〜
でもね、これ、書くと完全にオレンジ
ですよ。

わたしはが欲しいんだよぉ〜


なんども叫びそうになりました。


赤がわりと明るめに出るインクが多いんですね。
逆にちょいと渋めだとボルドーになっちゃう。ボルドーってのはさ、校正には向かないじゃん。なんていうのムードはあっていいんだけどね。

渋いのさぁ〜直してる気分盛り上がらないのさぁ〜チェック入れてる気持ちになれないのさぁ〜(>人<;)


ってなわけで、ぷぅコッコさん校正には日本橋?島屋さんのオリジナルインク 不夜城レッドを使っておるのです。
(欲しい人は日本橋?島屋さんのセーラーショップで聞いてみてね。)


ってなわけなんですけど、最近、ニューインクを買いまして、これがかなり良さそう。
そのインクはこちら


これが美しいですよね。
ガーネットって感じですよ。
ボトルもね。

んで、書いてみるとかなりいい!

ちょっと明日から、校正で使えるかちょこっと使ってみよぉ〜(^ ^)


素敵な赤を探す旅はまだまだ続きます。
author:ぷぅコッコ, category:インク(お気に入り), 19:13
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【読書】方法序説
本との『一期一会』


方法序説 (岩波文庫)
デカルト 著
谷川 多佳子 訳
岩波文庫


岩波文庫の古典です。
いやぁ〜今回もとても骨太です。

デカルトの方法序説は
『われ思う、ゆえにわれあり』
という言葉で有名だそうですが、これはどんな意味なのか。そんなことを考えたことはありますか?


第一部〜第六部までの六部構成のこの本は本当に短い、薄い本なのです。

でもその文章から繰り出される知的刺激は現代のビジネス書100冊くらい集めてもおおよそ及ばないであろうと思われるくらいに凝縮されています。


デカルトが自身に課した思考法の指針として第二部に示される四つの規則はシンプルながら、的を得ているのです。
簡単にご紹介するとこんな感じ

第一は、明証的に真であると認めるのでなければ、どんなことも真として受け入れないこと。

第二は、検討する難問の一つ一つを、できるだけ多くの、しかも問題をよりよく解くために必要なだけの小部分に分割すること。

第三は、思考を順序にしたがって導くこと。

最後は、すべての場合に、完全な枚挙と全体にわたる見直しをして、なにも見落とさなかったと確信すること。


このような考え方をいわゆる科学といわれるものだけでなく、哲学にも応用していくことがデカルトの思考の真髄だったようです。




さて、『われ思う、ゆえにわれあり』についてですが、この上に挙げた思考法のゆえに、たどり着く真理であり、『わたしは考える、ゆえにわたしは存在する』ということを掘り下げて考えていく過程を短いながら的確に表現していきます。


例えば、iPhoneに搭載されているSiriはある言葉をかけるとその反応によって言葉を返してきます。これは、デカルトが考えていたその当時の機械よりもよほど進んだ機械であり機能であるわけです。ですが、だからと言ってSiriは人間には遠く及ばないでわけです。Siriは幾千幾万とおりもの言葉から適切な言葉を選び返すという作業をするわけですが、ある反応に対して反応を返すというだけであって、Siriが自身で考えて、答えを返すという、人間であれば子供にもできるような思考の末の答えではないわけです。


そう、この『考える』ということは未だ人間にのみ許されるというか人間のみがもつ特性だと言えるわけです。

わたしは考える、ゆえにわたしは存在する

ということは人間の存在の確証を与える極めてシンプルな真理と言えるのです。



さて、デカルトの興味は哲学に限らず、多岐にわたっています。

去年の終わりに読んだ社会心理学講義:〈閉ざされた社会〉と〈開かれた社会〉 (筑摩選書)を書かれた小坂井先生のセミナーをお聴きしたことがありますが、小坂井先生の興味は社会心理学といわれることの範囲をはるかに超え、ある命題に対して答えを導くために、ありとあらゆる実験結果を比較検討し、答えを導き出します。

このデカルトの方法序説を読みながら、小坂井先生のことをずっと考えていました。

『問い』が見つかれば、答は自ずと導き出されるもので、『問い』が大切なのだとおっしゃる小坂井先生の話は、このデカルトの生き方にも通じるんだなと強く思ったのです。


現代は、学問が細分化され隣の分野のことは知らん顔な人が多くなりましたが、本当のところ学問と学問は分野を問わず有機的につながるものであり、俯瞰しながらも細部にこだわる姿勢こそ真理への道のような気がしてなりませんでした。


デカルトの方法序説では、神という大いなる存在があるとして話が進みます。わたし自身は、それを神と呼ぶかは別として、人間が見つけてきた科学事実だけでは説明のつかない『サムシンググレート』とも言うべき大いなる力が存在するのではないかと考えています。


デカルトの方法序説を読むと、デカルトが生きた時代からもうすでに400年近くが経ったにもかかわらず、人が見つけたと考えている科学の事実はほんの少しで、まだまだわかっていないことがたくさんあるのかもしれないと思わずにはいられませんでした。


デカルトとは一体何者なのか。その著書がさらに気になるのでした。


それにしても、こんな短い本なのに、こんなに骨太とは。。。とても感慨深いです。






author:ぷぅコッコ, category:ビジネス書感想, 20:01
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【雑誌】日経ビジネス アソシエ 2014年10月 教養入門

日経ビジネス Associe (アソシエ) 2014年 10月号



お久しぶりにアソシエ買いました。
なんでかって、自他ともに認める『出口さん好き』のぷぅコッコは、アソシエの表紙に出口さんのお顔を見つけたからです。(ミーハーですね、ミーハーですよ(笑))

特集も『教養入門』

いいですね。ビジネスマンに必須です。


ということで、読み始めてみるわけですが、今回、教養の部分含めてなんか『ぐっ』とくる記事が多いじゃないですか。

まず、サイバーエージェント社長藤田さんの連載。
『直感』の大切さについて書かれています。
この中にこんな話が出てきます。
例えば、あなたが転職先に小さなベンチャー企業を選ぼうとしているとしましょう。周りの人たちは、「いつ潰れるか分からないベンチャーなんてやめとけ」「大きく化ける可能性があるから挑戦しろ」などと、あれこれ意見を言うでしょう。ですが、誰もわからない未来の話を言い出したらきりがありません。この場合、納得できる理由などなく、「直感でその会社に入りたいと思ったか」を問うべきでしょう。

ほぉ〜たしかに。
直感とか自然にとかって無視しがちで、なんなら考え抜いた自分(本当はそんなものなかったとしても)と、比べて何と無く適当な感じがしちゃう。でも多分違っていて、毎日、意識するように、そして無意識に四六時中考えていたことに対する自分なりの答えが「直感」なのではないかな?そう考えると、大きくうなづけたりするのです。


まためくると、これも敬愛するケリー・マクゴニガル先生の記事。

なんて、得な雑誌なんだ。。。

そんなことを思うのです。

今回の記事、非言語による自己表現にかんするものです。違和感を感じたとしても自分の信じる「自分らしさ」を貫くことは自分を偽らないという意味で正解であり、それがまたプラスの効果をもたらすと言ってもいいかな。なかなかに気づきのある感じです。


さて、やっとたどり着く出口さん記事。
去年、今年とかけて、出口さんの歴史のお話に学ぶ機会を個人的に多くとってきたことで、書かれた短い記事に凝縮するエッセンスを大きくうなづきながら読みました。
キケロの言葉
『生まれる前のこと(歴史)に無知でいることは子供のままいること』
まさにこの言葉を出口さんからリアルに聞いている私としては、『もっと古典読まないと!!』『もっと大きく広く学ばないと!!』って思うわけです。

そうやって読み進めると、出口さん流勉強法という記事に目がとまります。

そこにはこんなことが書かれています。
勉強を始めるタイミングに、「遅い」ということはありません。「無知ほど人間を堕落させるものはない」と肝に銘じて、今日から始めましょう。

そのとおり。。。
私が古典を読み始めたのは、、、去年、いやっ、今年からだな。ってことで、齢40にして始めたということで、まぁ、なんとも遅いわけですが、臆することなくいきましょう(笑)

その下の方に表になって出口さんの実践される読書術が書かれています。。。

が、これはあくまでも出口さんのものとして参考にした方がいいと私は思います。

この中で、そのままマネして続けられるというか続くのは、『条件を課さない、興味のある本から読み始める』というところくらいかな。

読むか読まないかを決めるのも、図書館をつかうか使わないかも一冊を原則一回読むのも、これまでに5000冊以上を読破した出口さんの方法であることを忘れてはいけないです。

教養本など読んだこともなければ、古典を手にとったことも無いという若きビジネスマンならば、とにかく、自分で読むと決めた本を、まず買って、一冊を最後まで読んでみるってのからはじめればいいと私は思います。

つまらない本をバッサリ切れるようになるなんて、私だって未だできないよ。
1000冊以上読めばできるようになるかもねぇ〜って思うくらいです。



次に出てくる養老孟司さんの話もぐっときますね。

それというのも、最近、私が一番と言っても過言でないくらい気になってる『古典の読み方』について教えてくださってるからなんですね。

こんなことをおっしゃっています。
現代人にとって古典はそもそも不親切なもの。しかし、そこが古典を読む最大のメリットです。今どきの“親切な仕様”も良いのですが、苦労しながら読むことが大事。単語一つひとつに戸惑い、「この文はどういう意味なのだろう」と考えながら読み進めてください。
ただ「読むだけ」なのに、必死に考えないと、なかなか先に進めない。つまり、古典は読み進めるだけでも頭を使うので、“考えることが苦にならない脳”を作ることができます。


そーなんですよ。古典は読むだけでも必死なんです。

とてもじゃないけど、隙間時間とか、まして寝る前に寝っ転がって的な読み方ができないです。その意味では出口さんのおっしゃる読書専用時間が必要になるわけで、どーしたもんかなぁ〜と思うわけですが、古典がサクサク読み進められないのは私だけでもないんだなぁ〜って思ったりして。

でも“親切な仕様”というバイアスがかからないので、考えるのが楽しいし、自分の考えに触れることになってきます。これがなんとも心地よい。

先人が言うところの古典を読めの意味はもしかしたらこれか?と思ったことがあるくらいです。

バイアスがのるってのは、最初のうちだけでお腹いっぱいです。それは『初心者向けやら100分で読めるやらを書き下す著者と編集者の考えは自分のものとも原著のものとも異なる』からです。

解説本はあくまで解説本であり、それ以上の存在ではないです。

できるだけ早めに卒業するのがいいですね。




さて、先ごろは古典に触れて、世界のビジネスマンとそれについて語るのが私の夢となりました。

そして、逆に共通で語れるとしたら、古典以外にはないかもしれない。(こちらが、対応するビジネスマンの話す言語で共通する本を読めれば別かもしれないけど。)まぁ、そう考えたら、まだ見ぬ友達と語り合う日を夢見るのもいいかも知らないと、妄想したりしてます。

なかなか隙間時間で古典を読むのは難しいんですけど、『抽象的な話の中に考えることがいっぱい』という指摘を改めて聞くと何と無くものすごーく納得。


このお二人のお話だけでも個人的には価値ありすぎのアソシエ!いやぁ〜今回のは買ってよかった。

他にもいろいろあるんだけど、書ききれない!今月号はとりあえずお得なのです。

面白い!


Amazon




楽天

author:ぷぅコッコ, category:-, 18:00
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【徒然】本屋さんで買いたいんだよぉ〜
実は、ここ数日
5日間で「自分の考え」をつくる本

こちらのご本を本屋さんで探しているんです。


最近は、検索システムなどを置いている本屋さんも増えまして、その店舗の在庫などがわかるんですね。便利です。

んで、もってあっさり見つかったので、棚に見に行ったら、、、見つからないんですよ。所望の本が。。。

その日は退散し、次の日になったらかわるかと思い、また検索してみると在庫の文字が!もしや、引き出し部などに入ってるのか!?と思い、店員さんに今度はお願いしてみましたが、なんと在庫はなく、、、よーするに売り切れ。

他店舗にも行き、今日はなんとご近所のおっきめ丸善さんにたまたま寄れる機会があったので、そちらでも検索かけたけど在庫なし。。。


ここまでくると、最初にリンクが貼ってあるアマゾンをはじめとするWeb系で買えばいいぢゃんって気もしますよね。


でもね、こちらのご本をそもそも探しているのは、とあるお友達のブロガーさんがご本のレビュー系の記事を書いてるブロガーは読むべし!と書かれていたことによるんです。しかも『最初のほうだけでもいいから読みなはれ!』とおっしゃるじゃないですか。


それは中身を知りたいですよね。


普段ならポチッとしてもいいんですけど、積ん読がとにかくいっぱいあるのでちょっとアマゾンを控えているのもあるんですね。

うーん、ってかチラ見したいぢゃん!!

この好きなようにチラ見する欲求はアマゾンの『なか見』ではやっぱ満たせないんですよぉ〜うぉ〜ん。


リアル書店で買いたいんだい!
(というか、確かめたいんだい)


ということで、もうしばらくこの本を探す旅は続くのです。。。


どっかないかなぁ〜
author:ぷぅコッコ, category:徒然, 21:53
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【徒然】万年筆をプレゼントすること
ぷぅコッコは万年筆好きです。

私は万年筆をよく人にプレゼントします。プレゼントするのは最近だとカクノ、サファリもプレゼント対象ですね。

さらに、プレゼントにするとき、色を考えます。

カクノを男性にプレゼントするなら

グレーのFですね。
本当はMをあげたいんですけど、使って欲しいので、そこはぐっと我慢してF!

カクノはペン先に顔マークがついてますけれども、あまり目立たないですね。
そして、グレーは可愛く仕上がってはいないんですよ。いい意味で。

サラリーマンがさりげなく使っても問題なしのフォルムはグレー以外にはないですね。他のキャップはめちゃ可愛いですけど、サラリーマンが普段使いにするにはちと派手かな。


女性の場合は白軸のものを差し上げることが多いです。


その方の好みや好きなお色に合わせることが多いですね。
よくわからない場合はインスピレーションで(笑)




さて、サファリの場合
私はこれを選びます!


サファリのブラック(シャインじゃない方)でF一択です。

EFじゃないの?と思われた方!万年筆お好きですね(=´∀`)人(´∀`=)

そうなんですよ。
細さからいくとEFを選びたくなります!がしかし、サファリをこれまでめちゃいっぱい買いましたけど、EFはとにかくばらつきが大きい。そして、普通に作られているものも書いたときのカリカリ感が強いんですね。これって細字系ではよくあることで、この感覚が好きだとおっしゃる方もいらっしゃいます。でも私はもうちょっとなめらかな感じがすきなんですね。

その意味だとMを選びたくなりますが、サファリはMもかなりばらついているし、さらに書き出し書けないものもあったりするんですね。かなり太く出るために、うまく紙に当てられない場合もあります。これは特に使い慣れない人だと辛い。

ということで、F!
ハズレもたまにありますけど割と良いものが多いです。

カクノは信用してますが、サファリは信用度がイマイチなので、必ず差し上げた方には問題がないか確認してます。
問題ある場合には交換サービス付き(笑)
自分の手持ちの書き味いいやつと替えるんですけどね。


そんな感じで送り出される万年筆達で、万年筆ファンが増えたら嬉しいなぁ〜って思ってます。


そんなサファリ!今日も一本プレゼントされましたとさ。


万年筆のプレゼントしてみませんか?

author:ぷぅコッコ, category:徒然, 19:35
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【万年筆初心者】万年筆ことはじめ2014-38 万年筆を楽しもう
万年筆ことはじめでございます。


万年筆の初心者さんが万年筆を使いたいと思う時、きっとちょっと大人になった気分。


プレゼントでもらったりすると嬉しいですよね。


でも、最近はプレゼントでもらったりしても使いこなせなかったり。


そんなときには初心者さん向けの万年筆をつかってしっかり練習しましょう。


使いこなすって難しいです。でもね、だから初心者さん向けの万年筆があって、それを使って練習して、好きな万年筆を使うようになるってことにワクワクして欲しいんですね。


そういうのがいいとおもうんです。


そんな感じでカクノちゃんを使って練習してくれるのがいいですね(^ ^)


ということで

ネット買いでも安心のクオリティー
パイロットのカクノはこちらから



Amazonなら
カクノ




今週も読みに来てくださり、ありがとうございました(^ ^)

去年の記事も充実してますので、
初心者向けは何がいいのか?
初心者さんはどうつかったらいいのか
なんて疑問をすぐに解決したい人は

万年筆ことはじめ2013を覗いてみてね

pukokko☆gmail.com(☆は@に変えてね)
に直接メールしてもらってもおっけーです!


ってことで、来週も木曜日に
このサイトに遊びに来てくださいね!


一緒に万年筆をはじめましょう!





過去記事のリンクはこちら(≧∇≦)
万年筆ことはじめ2014-37

万年筆ことはじめ2014-36

万年筆ことはじめ2014-35

万年筆ことはじめ2014-34

万年筆ことはじめ2014-33

万年筆ことはじめ2014-32

万年筆ことはじめ2014-30訂正版(^ ^)

万年筆ことはじめ2014-31

万年筆ことはじめ2014-30

万年筆ことはじめ2014-29

万年筆ことはじめ2014-28

万年筆ことはじめ2014-27

万年筆ことはじめ2014-26

万年筆ことはじめ2014-25

万年筆ことはじめ2014-24

万年筆ことはじめ2014-23

万年筆ことはじめ2014-22

万年筆ことはじめ2014-21

万年筆ことはじめ2014-20

万年筆ことはじめ2014-19

万年筆ことはじめ2014-18

万年筆ことはじめ2014-17

万年筆ことはじめ2014-16

万年筆ことはじめ2014-15

万年筆ことはじめ2014-14

万年筆ことはじめ2014-13

万年筆ことはじめ2014-12

万年筆ことはじめ2014-11

万年筆ことはじめ2014-10

万年筆ことはじめ2014-09

万年筆ことはじめ2014-08

万年筆ことはじめ2014-07

万年筆ことはじめ2014-06

万年筆ことはじめ2014-05

万年筆ことはじめ2014-04

万年筆ことはじめ2014-03

万年筆ことはじめ2014-02

万年筆ことはじめ2014-1



また来週(^O^)





author:ぷぅコッコ, category:万年筆ことはじめ(万年筆初めてサン向け), 19:47
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【徒然】なぞではない腱鞘炎っぽい筋肉痛
足揉み師になりまして、毎日ではないんですが、足揉みに勤しんでおります。

道具は使わず、手で揉むので、不思議なところに筋肉がつくんですね。

そして、本日、ついに使い物にならなくなり、冷やし中。

主に、親指の付け根あたりの筋肉が痛いことになってまして、そこってさ、ブログ書くのにもフリック入力でつかうんですけどってなわけで、不便。

なのでしばらくは短い記事しか無理(^ ^)

あーぁ。
author:ぷぅコッコ, category:徒然, 22:30
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【読書】断言しよう、人生は変えられるのだ。
本との『一期一会』


断言しよう、人生は変えられるのだ。
ジョン・キム 著
サンマーク出版


私が知る限りで、このご本が出版されるまでに行われた社会人向けキムゼミは3期までです。

その第一期にも、二期にも通いたかったけど、お金がなくて通えませんでした。なんてこった。万年筆の買いすぎかもしれません。(なんじゃそりゃ)お金がなくて通えないって言ってる時点で、一つの可能性を手放す選択をしたということですね。


私は以前、このブログでキム先生のセミナーの話も、キム先生のご本の話題も幾つか書いています。


私が先生の本の中で一番好きなのは『真夜中の幸福論』で、日本人として涙が目尻に滲むほどに嬉しかったのは『不安が力になる ─日本社会の希望 (集英社新書)』です。


どちらのご本も大好きです。

真夜中の幸福論の感想ブログ

不安が力になるの感想ブログ

キム先生にまつわるぷぅコッコのブログ記事あれこれ


うーん、ファンだな。


それはさておき、今回のご本、先に書いたキムゼミを経て、それ以前よりもさらに研ぎ澄まされた印象でした。


キム先生のお話はこれまで、2回聴きました。一度めはパリ行きを決められた頃。そして次はパリに渡って帰って来られた後、キムゼミ第二期の前だったと記憶しています。


キム先生のお話を聴くとき、いつもキーワードとなるのは『内省』と『感謝』だと思います。


先の一度めのお話のとき、パリに行くことを決められてまだ、パリにはいっていない時期には『感謝の言葉』がたくさんきかれました。今回のご本の中にもありますが、たとえ自分に害のある嫌いな人間であっても、反面教師的な意味だとしても最後には感謝が残るとおっしゃるのです。

愚痴らないこと、人を批判しないことというのは、言うのは簡単ですが、そんなことできる人は少ないです。それにはこのご本にもあるように荒ぶる馬を乗りこなすかのように感情をコントロールしなくてはいけないのです。

これは簡単にできることではないです。


そして、二回目にお話を聞いたとき、今回のご本の骨格となるようなことを一時間半くらいの時間でお話しくださいました。ノートをとっても、とっても、とっても足りない。。。私はなんでこのお話を録音していないんだろうか。そんな気分になりました。


そこでは今回のご本にあるような気付きが沢山あるわけですが、やはり『内省』がテーマであると私は思っています。


一つ一つは独立しているように見えて、実は、自分の内側と常に対話し、自分の中の『荒ぶる馬』である感情をコントロールすること。

常に人生に問いをたてること。
これはパリの小坂井先生もセミナーでおっしゃっていた通りで、問いがたてられれば、答えを見つけることは可能だと。とにかく問いが大切なのだ、と。

そして、私たちに与えられた命題とも言うべき問いとは『人生をどう生きるか』ということに他ならないと気がつかさせられるわけです。


それを身近な例から高次に昇華していくような語り口はエレガントで洗練されています。

むかつく上司に感謝の気持ちを向けることと、この先自分がどう生きるのかということは一見、繋がらないように見えるけれども、その全ては自己の内面を通して、有機的につながり、最終的に自分を形成することになると、この本は説くのです。


どの言葉がどう心に響くのか

それはまた読む人次第ですし、また二度三度このご本を開くとき、私自身が感じることも変わっているかもしれません。


その意味でもこれは『勇気の書』だと私は思いました。

ときにエールを

ときに教えを

ときに励ましを

ときにお叱りを

この本の中に見出すことができる

かもしれません。


本を読んだって人生は変わるわけではありません。
だけれども、本と対話し、自分の弱さをみつめなおし、ほんの少し行動することで人生は確実に変わります。


その変化が望ましいものかはわからないし、変化した後で、変化の前に戻るすべはありません。その意味で、『小さな行動をする』という選択は『行動をしない』という選択肢を永遠に封じる一歩になってしまいます。しかしながら、『行動をしない』ということも変化の一つであり、結局はどちらを選んでも自分の責任になって戻って来るのです。


だからと言って、その変化をコントロールできないわけではないです。完全にコントロールすることはできないかもしれないですが、人生は自分の心の持ちようによって、幾重にも変化し、多幸感を生むことが可能です。

完全な成功も完全な失敗もこの世の中には存在しません。

その上での『内省』であり、自分の内側との対話なのだと思うのです。



さて、抽象的なことはいいから、中身を説明してほしいと思われた方も少なくないかもしれませんね。でも、これが私のブログスタイルですし、お伝えするのはここまでで、あとは本書に譲りますわ。


この本、誰かにプレゼントしたいなぁ〜
でも、プレゼントする人が難しいなぁ〜

もう一度、もう二度、三度開きたくなるご本です。

私もこのご本を噛み締めて、人生を変えます。


Amazon



楽天

author:ぷぅコッコ, category:ビジネス書感想, 17:49
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【徒然】iPhone6plus 買いだな!
うちの父は齢68歳になりますが、早速、iPhone6plusを購入しておりました。

やるなぁ〜とーちゃん!

早速触らせてもらったんですけど、薄い!軽い!思ったよりはでかくない!

確かに片手でフリック入力するのにはちと問題があるかも。と思いつつも、それを問題としなくても良さそうなほどの魅力ありとみましたね。


いやぁ〜買いだわ。


さて、ぷぅコッコは二年縛りが11月にとける予定なので、その頃に買い替えるか、そんなことを画策中なのです(^ ^)


とーちゃんのゴールドだったから違う色にするべかなぁ〜楽しい悩みです。


よし、plus買うべ。
author:ぷぅコッコ, category:徒然, 20:21
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【読書めも】貴様いつまで女子でいるつもりだ問題



貴様いつまで女子でいるつもりだ問題
ジェーン・スー 著
幻冬舎


いやぁ〜ジェーン・スーさん!知ってます?日本人ですよ。


どこかで彼女と誰かの対談の記事を読んで、もうこの時点で既にめちゃめちゃ怪しい感じの情報でしょ。でもあまりにも面白くて、ジェーン・スーの名前を一発で覚えたんですよね。


ジェーン・スー。。。アジア系か?と思ったら、普通に日本人だし。すごい。


それで、その彼女が本を出されてまして、本屋さんで見つけたんですけど、題名が『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』って、『げっ、私のことじゃん!』と思うわけです。


ぷぅコッコには子供はいますが、旦那はいません。いろんな事情でお別れしましたので、今は元気いっぱいかどうかは置いといて、シングルマザーってやつですね。


ジェーン・スーさんはほぼ同い年であることがわかり、アラフォー、いやジャスフォー、いやいやオバフォーという意味でもめちゃくちゃ共感度が高いです。結婚したことがあるとか、子供がいるとかってのは違うのですが、個人的にはそんなの関係なく、大共感の嵐でした。


女子会、女子力。。。ほんといつまで女子でいるつもりなんだ!!

と言われるわけですが、どんなにおばあちゃんになっても女子は女子。

可愛いものに反応し、男勝りで仕事をしていても、『女子力なさそうだよね!』の言葉にチクリと傷ついたりするんですよ。たとえ、それが事実であったとしてもね。


そんな心の内を代弁してくれるかのように進む一つ一つの話は、友達と話したり、自分で考えたりしたモヤモヤした気持ちを言葉にしてくれたみたいで実に清々しい気持ちになるのです。


いやぁ〜やっぱ面白いわ。
ちょっと得ですね。うん。


会社にいると男性社会であるわけなんですけど、そこで感じる男性との違いとか、女性だとしても感じる歯がゆさみたいなもの。そんな言葉にならない叫びをうまく日本語に載せてくれているなぁ〜と、感心したり。


まぁ、とにかくジャスフォー、オバフォー世代はぜひ読んでみてくださいませ。いやはや、みにつまされますよ。


ぷぅコッコもこういう記事をかける人になりたいなぁ〜。うむっ。






author:ぷぅコッコ, category:ビジネス書感想, 22:50
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