- 【読書めも】部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書
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2014.05.31 Saturday
部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない (ノンフィクション単行本)
出口 治明 著
出口さんのご本も出口さん自身も大変な好きな私は、出口さんのご本を読み、出口さんが読まれたご本を読み、出口さんの講演会に出たりして(今日もだったりするのです)いて、いつも大変勉強させて頂いています。
そんな恋する中学生のような私が書く出口さんのご本の感想は、もしかしたら中立的な立場には立てず、思い入れの強いものになるかもね。。。と、いつも思いますが、そこは引き算しながら読んでいただけるとうれしいです。
さて、今日の「任せ方」の教科書
私は日本の失われた20年とやらをなぞるようにサラリーマンをしていて、マネージャーどころか、入ってくる新人の専属教育係みたいなものにもなったことはナイです。その代わりと言ってはなんですが、多くの方が私の上司として私に仕事を与えたり、時に一緒に考える役をになってくれました。
私自身は部下として、そんなに穏やかなタイプでもなければ、いいこちゃんでもないです。正直、私のことを御し難く、苦労された上司の方も多かったのではと、このご本を読みながらじわじわ思いました。
「任せる」と簡単に書きますが、なかなかどうして簡単にはいきません。優秀なマネージャー?いや、もと優秀なプレーヤーであればあるほど口出しをしてくるもので、「じゃあ、あなたの思い通りにやるから全部指示してくださいよ。」というと、「そんなことは自分で考えることだ」とかいってくる。こう言ってしまう上司の気持ち。。。わからなくはナイです。だけど、やられる方としてはたまったものではなく、残念なことに何万年経ってもその上司を本当の意味で信頼したりすることはナイです。(いやぁ〜ほんと残念。)
逆に、自分に権限を与えてくれて、仮に失敗をした場合には「俺に任せとけ」と言ってくれた上司については他の人がどのような評価をくだそうと、少なくとも私はその人を大きな意味で信頼します。(まぁ、好き、嫌いがないとはいいませんけどね。そこはあくまでドライにいきましょう。)失敗をしたことは自分がよくわかっているわけですから、「俺に任せとけ」と言ってくれた彼に申し訳ないなぁ〜という気持ちと、次は絶対に失敗しないという気持ちにさせられるのです。
このご本で出口さんが言われるマネージャーとは、一つには私の信頼したくなるタイプのマネージャー像であるということでした。
丸投げではなく「任せる」というのは任せる側の人間力が問われるものだと思います。そして、出口さんのおっしゃるマネージャーもいわば「忍の一字」とでもいいましょうか、人間力を備えた人間像がそこに見え隠れします。
よくある「マネージャーのための本」ではタイプ別に書かれることがあります。でも、このご本を読むとマネージャーの基本はタイプによらないのだと思わされます。本当のところ名プレーヤー名マネージャーにあらずでして、プレイしながらマネジメントってのはなかなかそうはいかないよねぇ〜って思うし、いつの間にかよいマネージャーになっている人は、プレーヤーではなくマネジメントに徹した時期があるのではないか?ということになるんじゃないかなぁ〜って思うのです。
ご本の中で、出口さんは「好き嫌いが本当は激しい」とおっしゃっていました。
これは結構意外でした。どんな人でも好きだからだれにでも快く対応するのではなく、好きだろうが嫌いだろうが「必要に応じて仕事を割り振り、進めることができる」というかそうしなくてはいけないということです。それは信頼とともに一人一人を人間として尊敬する(リスペクトする)ことにあるのだと思います。
そんな大きな人間になるため「旅・本・人」から学ぶようにということを出口さんはよくおっしゃいます。それはこのご本に限りません。
会社だけの小さな世界ではなく、多くの知らないことに触れることで、擬似体験を貯めていく、そうすると「この人はこういうことに向いているかもしれない」というおぼろげながらの思いが芽生えてくる。そして、その仕事を「任せてみる」そうやって人と仕事とをマッチさせることこそマネージャーの真骨頂と言えるのでしょう。
マネージャーの方はどんなタイプであれ、このご本に書かれたことをぜひ基本にしていただきたいです。
それとともにもし私がマネジメントする日が来たら、部下とこのように接することが出来る人間になれるように人間力を磨きたいと思っています。(どーかなぁ〜無理かなぁ〜)
このご本で、みなさん素敵なマネージャーに近づいてください!!
オススメというよりマネージャーの方々にぜひ、今一度いろんなことを確認するために読んでいただきたいご本です。
さて、出口さんのご本のあとがきには、本を編集された方(おそらくインタビューして実際に本にされたブックライターさん)が編集後記であったり、コメントなりを書いてくださっています。少なくとも私が読んだ出口さんのご本はみんな書かれていたと記憶しています。
これが出口さんの「人に任せるということのひとつの形」だと思っているのです。
ブックライターさんは通常、表に出ることはあまりないようです。おそらく著者さんからのご提案がなければ編集後記を載せるのは難しいと思います。ですから、出口さんの指示で載っているのではないかと勝手に思っています。
インタビューアーさんであれ、出口さんのインタビューを受けて本にされるブックライターさんであれ、編集者さんであれがいなければこのご本は出来なかったという尊敬の念を形にされているんだろうなと。そんなところにも出口さんの「任せ方」が見え隠れしているように思うのでした。
出口さん、素敵なご本をありがとうございました。
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- 【読書めも】人生を変える80対20の法則
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2014.05.30 Friday
新版 人生を変える80対20の法則
リチャード コッチ 著
パレートの法則
経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという説。
80対20とは限らないかもしれないけれど、このパレートの法則で示されることはあらゆる場面で体現できる話というわけだったりする。
著者はこのパレートの法則に似た『全体の数値の大部分は全構成要素の一部である』という考え方を個人の仕事の仕方、友人関係、幸せへの軸としても導入し、話を展開されています。
むしろメインの話は経済の法則ではなく、あらゆる場面でこの法則の骨子が成り立つと説いているのです。
一部は文字通り体現できることで、確かにそうだなぁと、うなづける部分も多数あります。自分と一緒に幸せになれる人というのはほんの一握りで、本来はその人たちに時間をさくべきであり、その方が何倍も幸せそうになれる気がするし、恐らく正しいとも思う。本当のところは、実際に思っている以上の効果が現れるのではないかと想像したりするわけです。
漠然とわかっていることと、確信して行うことということの間には実は大きな隔たりがあります。ある種の常識を捨てる必要もあるかもしれないし、もしかしたら一生懸命取り組んでいたつもりのことは残念なことに個人の利益なり、幸せへの貢献度がほんの少しかもしれないという事実に向き合わなくてはいけなくなるのです。なかなか受け入れがたいですけれども。
幸せを作り出す(利益を生み出すでもいいと思うけど)少ない時間を多くしていくこと。それに集中することで、何倍にも幸せになれると著者さんは説かれるのだけれど、それは本当かしら?
このご本を最後まで読むと、この80対20の法則に異を唱える人のレビューが載っていました。利益に繋がらないとされる80%にも重要な役割があり、その陰の部分(80%)があることで、少数の陽(20%)が輝くのではないかという方がいらっしゃいました。なるほどねって、確かにそんな気もしますよね。
著者さんの話も、反対するレビュアーの話もどちらもうなづけるなぁってのが私の感想で、私としてはもう一歩進めて、考えてたいなぁ〜って思っていたりする。それは利益や幸せにつながる20%は固定ではなく、シフトしていくのではないか?ということ。
あるとき、利益につながると確信する20%の事象を見つけたとして、それだけに集中すると、必ず利益が何倍にもなるというのはある瞬間には正しいかもしれない。でも、それが未来永劫続くかと言われると、とても疑問だったりする。次に利益になるものというのはちっとも利益を生み出していない80%の活動に隠れているような気がする。
著者さんが書かれたことは本当はそういう意図ではないのかもしれないけれど、ある20%だけに集中してやれば、幸せになれたり、莫大な利益を得たりというのはいささか飛躍していると思うんだな。もちろんうまくいく人もいると思うけど、全員であるはずがないなぁ〜ってね。
たいして利益を生み出さない80%の活動は現時点で利益を生み出せないだけで、もしかすると将来の20%かもしれないということじゃないかと思うんですよ。ここで、80%の活動は今、生きていくのに、やめてもいいしやってもいい。そんな活動だと思う。食い扶持でも、幸せでもなんでもいいけど、多くの利益をもたらしてくれる20%が確実なら、後は何をしてもいいし、逆に常識にてらすと一見必要そうなことも『いやなら、やめたらいい』そんなイメージ。
20%の活動が利益を上げてくれたりするなら、後はチャレンジすればいいよね。そのチャレンジの中で拾ったものが利益を上げる頃、きっと今まで利益をを上げてくれたものは自分にとって思っているほど価値のあるものでは無くなっているのかもね。そのときこそ80対20がシフトしている瞬間で、それを今までの自分の常識に当てはめて、『そんなはずはない』と思い込んだり『捨てるのは間違っている』という常識を振りかざしたりすること、そのことこそが、ここで手放さなくてはならない常識なのではないかなぁ〜。
ってなことを思いました。
多くのヒントがあるご本だと思うけど、私はあえてアレンジを加えた考え方をしたいなぁ〜と思うのでした。
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- 【万年筆初心者】万年筆ことはじめ2014-22 カクノでコンバーターの使い方 CON50編
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2014.05.29 Thursday
さぁ、今日はカクノでコンバーターのCON50を使う方法を見てみましょう(^ ^)
一番左がCON50です!
右の3つがカクノね!
コンバーターのCON50です。
こちらはカクノの首軸さん。
この首軸さんに先ほどのコンバーターをカートリッジをつける要領でつけます。
こんな感じ(^ ^)
カートリッジと同んなじ感じです!
さて、もうすぐ6月ですから
インクは『色彩雫・紫陽花』を用意しました。
カクノはパイロットさんの製品ですので、ここはパイロット製の色彩雫シリーズ使いたいですね(^ ^)
こんな感じでペン先が全部インクの中に浸かるように入れちゃいます!
首軸まで浸かりますよ!
後ろにあるツマミ(黒いところ)をくるくる回してインクを入れます!
一回だとうまく入らないこともあるので、一度戻してもう一度という感じで入れてあげると、きちんと入ります!
ってことで、取り出すとこんな感じ(^ ^)
すごく地味ですが首軸が結構汚れている(首軸までつけるからね)と、コンバーターに中身が入っている、インクが充填されたのがわかります!
首軸は汚れてますので、ティシュで拭きますよ(^ ^)
こんな感じ!
手も一緒にインクで汚しておると。。、とほほっ。
ぜひ、カクノと一緒にコンバーターも購入して、色んなインクを使いましょうね(^ ^)
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カクノ
今週も読みに来てくださり、ありがとうございました(^ ^)
去年の記事も充実してますので、
初心者向けは何がいいのか?
初心者さんはどうつかったらいいのか
なんて疑問をすぐに解決したい人は
万年筆ことはじめ2013を覗いてみてね
pukokko☆gmail.com(☆は@に変えてね)
に直接メールしてもらってもおっけーです!
ってことで、来週も木曜日に
このサイトに遊びに来てくださいね!
一緒に万年筆をはじめましょう!
過去記事のリンクはこちら(≧∇≦)
万年筆ことはじめ2014-21
万年筆ことはじめ2014-20
万年筆ことはじめ2014-19
万年筆ことはじめ2014-18
万年筆ことはじめ2014-17
万年筆ことはじめ2014-16
万年筆ことはじめ2014-15
万年筆ことはじめ2014-14
万年筆ことはじめ2014-13
万年筆ことはじめ2014-12
万年筆ことはじめ2014-11
万年筆ことはじめ2014-10
万年筆ことはじめ2014-09
万年筆ことはじめ2014-08
万年筆ことはじめ2014-07
万年筆ことはじめ2014-06
万年筆ことはじめ2014-05
万年筆ことはじめ2014-04
万年筆ことはじめ2014-03
万年筆ことはじめ2014-02
万年筆ことはじめ2014-1
また来週(^O^)
- 【読書】頭のいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?
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2014.05.28 Wednesday本との『一期一会』
頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?
高橋 政史 著
かんき出版
突然ですが
ノートの書き方って教えてもらったことありますか?
少なくとも私は教えてもらったことないです。最近では東大生のノートが美しいなんてことが話題になったり(本がでてましましたけど、流石に買わなかった)とノートに注目が集まったりしましたよね。
ノート本といいますと美崎栄一郎さんの書かれた「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)を思い出しますけど、これはノートの書き方と言うより、仕事における活用方法と言う方が正しいかな。大いに影響を受けた記憶があります。
さて、今日のご本、方眼ノートに限定してその効果的な使い方を解説してくれているのです。まぁ、それは題名から見ても明らかなのですが、この『方眼ノートを使うと言うこと』、かなり深いです。学生さんもさることながら、コンサルタントさんが使われるのにはわけがあるのです。
実はこのご本の発売に先立ち、セミナーに参加させていただきました。ご本の内容をなぞるように教えていただいたのですが、とにかくすごいです。言われている通りに書いていると『頭がスッキリ整理される』んです。
実際にその時書いたノートがこちら
これ、ちっともよく見えないですけど、その当時の自分の問題(今も問題)である『へやの整理を上手にするには?』というテーマで著者さんに指示された通りに埋めていったものです。
今見ても、『えっ本当に私が書いた?』って思うくらい整理されてて感激です。
そして、その手法はこのご本に余すところなく、伝えられています。
メーカーに勤めていると、『なぜ×5』で発想しようという方式を習ったことがある方もいるはずです。この手法トヨタさんのものですが広く普及しています。でも、大変残念なことにノートの上からなぜを続けていくと『なぜ×3』くらいでネタ切れなんですよ。もうね、泣きながら書いた記憶もあるくらい。
それが方眼ノートをブロックで使うだけですらすらできるって。。。魔法かと思いました。
実際にご本を読んでいただくと、フレームの大切さや分割して書く意味、見開きで完結させる重要性など、目からウロコの項目がいっぱいです。
でもね、とはいえ、そんなの読んだだけではきっと出来ないでしょって思うのよね。そしたら本文の中にこんな一節が出てきました。
できる外資系コンサルタントは「一万枚の法則」から生まれる。
あるとき、そんな法則のようなものがあることを知りました。
コンサルタントが一人前になるには、一般的に3年かかると言われています。その間、1日10枚近く、方眼ノート上に、問題提起→改善・解決策を書いては捨てる、を繰り返す。すると1年間で3000枚。3年間でざっと1万枚。これだけ方眼ノートを書いては捨て、捨てては書く、を繰り返してやっと一人前になれるのです。
ほぉ〜、とにかく『うまくかけなーい!!』なんて言わずに『うまくかけなかったのは捨てる!そしてまた書く!』ってのを繰り返せばいいんじゃん!これは楽しそうだわ!
ってことで、さっそくMIDORIの方眼ノート
をノリで購入してしまいました。
いやはや、なにかこうかなぁ〜ワクワク。個人的には読んだご本の要点(感想はブログに書いてるから、あくまで個人用の見返しノートとして)をまとめたいんですよ。チャレンジあるのみだわ。
かなり目からウロコのテクニック満載ですので、『そういえばノートの書き方とか習ったことないぞ!?』っていう社会人やもちろん学生さんも参考になることがいっぱいあると思いますよ。
かなりオススメです!
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こちらのご本はかんき出版・酒泉様よりいただきました。
事前セミナーにも参加させていただいたことで、とても理解が進みました。
そして、そのセミナーさながらに方眼ノートでまとめることの良さとポイントが余すところなく書かれている素敵なご本でした。
多くの方に読まれるようにと願っております。
ありがとうございました。
- 【読書めも】謝るなら、いつでもおいで
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2014.05.27 Tuesday
謝るなら、いつでもおいで
川名 壮志 著
『佐世保小6女児殺害事件』
同級生が白昼、学校で友達を殺すという世にも稀な事件はもう10年も前のことになるらしい。
ものすごくビックリしたのは、被害者の父が新聞記者で、娘が亡くなったすぐその日に、会見を開いたことだったと記憶しています。
かなり衝撃的な事件で、今でもかなりはっきりと覚えています。
本屋さんで偶然見つけたこのご本は、その事件を10年に渡り追いかけた(正確にはちょっと違うかな?)当時、被害者の父である御手洗さんの部下であった方が書かれたノンフィクションでした。
あの事件、犯人はわかっているけど、その動機は?というのが思い出せなかった。何か残忍なものが流行っていて、その闇に少女は引き込まれたという説明だったなぁ〜と思った。それは解明されたんだろうか?そんなことを思い、思わず買ってしまったのでした。
読み始めたらやめられず、珍しく夜更かしして、一気に読み終えたのでした。(結構珍しい(^ ^))
考えたことが3つありました。
一つ目、裁判所がくだした決定は加害者は発達障害気味(軽度)であり、人の気持ちを察することが苦手だなどの特徴があったこと。生育環境、主に親の育て方が悪いと断罪したのでした。この部分を読んだ時、直感的に『違う』と、すごい違和感を覚えました。確かにそののち加害者はきちんと施設で発達障害であることが診断されるわけですが、それが直接の原因ではないと、ただただ思いました。
それで、結局、少女の闇は見えなかったようなまとめになっていたけれど、本当にそうなんだろうか?
それまで受け入れてもらっていた環境と、それがもろく崩れた時、自分の思い通りにならない友人(被害者)に自分のえもいわれぬ怒りの矛先を向けたんだと思うんですよ。
一度も彼女は取り調べ(11歳の子どもには基本的に取り調べは出来ないけれど)で口にはしていないけれどきっとこんな風に叫びたかったのではないかなぁ〜『あの子が(私の言うことをきかないかったから)悪いんだ』と。
非常に幼稚な発想だったんたじゃないかな?と思ってました。でも、それを大人に言ってはいけないと分かるくらいには理性的だったってことです。
そんな思いが強いから遺族への謝罪の言葉は最後まで出ない。でも、それで正解だった気がします。納得してないのに、涙を流して演技するなんてよほどおかしい。
そんなこと、というかそんな思い込みや他人が100%悪いと思ってしまうことは、別に他の人でも起こると思う。それが殺人にまで発展するのか!?というのが争点だったと記憶していて、その越え難いハードルをいとも簡単に超えた理由がわからないということになるんですかね。でも、その一般的には越え難いハードルが彼女の中ではものすごく低くなっていたのだとしたら?
加害者がこよなく愛していたのはバトル・ロワイヤルという小説で、漫画も、映画も観ていたようです。自作のスピンオフ小説のようなものも書いていました。このバトル・ロワイヤルが流行った頃、私はまだ本を読む人間ではなかったので、漫画で読んだ気がするけれど、巧妙でいて、胸の悪くなるような表現が続く厳しい作品でした。
様々な殺しのテクニックを学び、そのうちの一つをいとも簡単に実行しただけなんじゃないかな?
人を殺めるということの罪深さみたいなもののハードルがものすごく下がっていたんだろうなぁ〜。どういう思い込みかはわからないけど『相手にやられないようにするにはやるしかない』みたいな発想。
そしてどれかのテクニックを実行したら確実に人が死んでしまうわけだけれど、そこから先のことはきっと何も思いあたらなかったのではないかなぁ。バトル・ロワイヤルでは生き残った人が『勝者』になり、生きる権利を獲得するという話だったと思うけれど、加害者の少女が殺人など犯さなくても十分生きる権利をもっていたことに気がつくのは、首を切り、息をしなくなった友人を蹴飛ばし、確実に亡くなっていることを確認した後だったんじゃないかしら?一連の動作のあときっと
『えっ?本当に死んじゃうの?』
そんな感想だったんじゃないだろうか。
加害者である彼女は『自分の気に食わないものをただ目の前からなくしたかっただけ』
仮に、バトル・ロワイヤルの闇に陶酔しての犯行ならば、他の子どもたちに手をかけてもおかしくはない状況だったと思う。でも、そうではないわけで、『取り返しのつかない失敗』は世の中にほんの少し存在して、それを『経験』することでしか理解出来ないと言う人がいる。そんなイメージではないかな。いいか悪いかではなく、そういう人間はおそらく一定数世界に存在するものだと思う。
とはいえ、そんなことで自分の子どもが殺されたらまったくあわないわけで、とても容認出来ないわけだけれど、だからといってそれを加害者の親御さんのしつけに求めることも学校に求めることも出来ないような気がした。完璧な教え方なんてない。目を配る大人がいれば止められたかもしれなけれど、それはあくまで幻想にすぎない。このご本を読めば読むほどにその思いは強くなりました。
二つ目、上記の状況を一番わかっていたのは周りにいた大人ではなく、被害者の兄(当時中学生)だったみたいです。彼のインタビューを読みながら、『彼はいろんなことをわかっていたんだな』って思いました。それと同時にその当時、一人、取り残させるようにケアされなかったお兄ちゃんのあまりにもしっかりした言葉に胸が痛くなり、『彼は本当に大丈夫だろうか?』『えもいわれぬ苦しみを今も自分だけで抱えてはいないだろうか?』そんなことを考えました。周りに本当の意味で彼を支えてくれる人がいることを強く望んでいます。
三つ目、11歳の子どもたちの中にも上のお兄ちゃんのように加害者と被害者の関係から察した子どもいたと思う。一緒に仲良く遊んでいた親友と呼ばれる子どもたち。それでも、お兄ちゃんにすら事情をきかないくらいだから、まして他の子どもたちに事情を真剣に聞いた大人はいなかったんだろうと思う。どんなに発展途上で未熟に見える子供達も11歳、12歳ともなれば、考えていることはあるはずで、それを吐き出させてあげること。そこから加害者の本当の気持ちを読み取ること。そしてその上で加害者と対話すること。そういうことを経ないといけなかったんじゃないかなぁ〜。実際にはどのように事情がきかれたのかはわからないが、『子どもたちを守るべし』の常識が悪しき方法に向いていた気がしてならない。
どんな人間だって近しい人を亡くせば、悲しみにくれる。それは大人になったから小さくなるわけではなく、人それぞれなのだ。そのほんの子どもに見える彼女たち彼らたちだって考えや思いはあったはずで、もし、『守るため』とか『説明能力はないから』といった理由で事情をきいていないのだとしたら、何も理解しないうちに裁判は終わってしまったんだと思う。
子ども、大人に限らず、一人の人間として、何かを感じる能力は千差万別なのだ。被害者の父が子どもにかけた愛情も加害者の父が子どもにかけた愛情もどちらも特殊なものにはこの本を読む限り、見えなかった。でもそれを受け取る子どもの側がどう思っていたかはわからない。そして、小さなことで愛されていないのだと勘違いすることは、あのくらいの年齢ならままあることだし、父母の愛情を本当に知ることになるのはもっと人生を歩んだ後だってことを大人であれば知っているのです。
このご本からは結局は何もわからないといってしまえれば、そうだけれど、最後のお兄ちゃんのインタビューのページに答えが詰まっているような気がしてならなかったです。
かえすがえすも、子供と付き合うというのは難しいなと痛感する事件でした。
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- 【読書】茶色の朝
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2014.05.26 Monday
茶色の朝
フランク パヴロフ 物語
ヴィンセント ギャロ 絵
高橋 哲哉 メッセージ
藤本 一勇 訳
大月書店
本当に短い寓話でして、本屋さんで帯に惹かれて購入しました。
帯にはこんなことが書かれています。
フランス政治を動かしたベストセラー寓話。
日本オリジナルの編集版と絵とメッセージにも世代を超えた共感が集まる。
多くの反響に支えられたロングセラー
「考えることを放棄してはならない。
それは知性と感受性の後ずさりを意味する。非常な時代を深く生きるために。
落合恵子さん」
こんな怖い話を読んだのはいつぶりだろう。
そう、23分間の奇跡 (集英社文庫)を読んだ時以来の衝撃かもしれない。正確にはこの本を知ったのは「世にも奇妙な物語」でドラマをやってたからだなぁ〜。
このドラマもものすごく怖かった記憶があります。子供達がたった23分間で洗脳というか新しい考えを植え付けられのです。
それはスムーズに、一見なにも違いがないように。。。そのスムーズさがものすごく怖い。ロジックは間違っていないような気がする。それでも気がつけば23分間で、自分が前に思っていた世界とは180度違う世界に身を置いている。
わたしと同年代だと、きっと小学校の国語の教科書に「最後の授業」が載っていて、読んだ人も多いのではないかと思う。フランス領がドイツに占領され、フランス語の授業が、ドイツ語に変わる最後の授業。戦争を知らない世代として、わずかではあるけれど、戦慄を覚えた記憶があります。
世界は自分が知らないうちに変わってしまう。
そういうことが起こるかもしれないんだと、わずかに心に思った記憶があります。
今日、紹介する「茶色の朝」は気がつけば世界が「茶色党」に乗っ取られ、全てが茶色に、そして茶色以外を受け付けない世界に変わっていってしまう話。
最初は茶色の犬と猫以外の犬猫を飼わないようにとする法律からはじまります。茶色以外の犬猫を飼っていた人たちは密かにその犬猫を安楽死させるのです。それがこの本に出てくる俺と友人に起こった最初の出来事。安楽死をさせたあと、最初のうちこそ心が痛むけど、日常の忙しさにかまけて、忘れてしまう。
そののち、茶色の犬猫のみを飼うことに反対していた新聞が廃刊になり、出版社が潰れ、検閲されるようになります。
全てはどんどんエスカレートするのに、俺と友達は順応したかのように振る舞い、茶色の世界を受け入れるのです。そう、それはとてもスムーズに。ある時は、「茶色に守られている」ような感覚すら覚えます。
その後に「今だけではなく、前に茶色以外の犬猫を飼っていたものは罪に問う」という名のもと、友達は連れ去られます。以前に飼ってた者まで、捕まるとなれば犬猫を好む人たちはすべていなくなってしまうということに俺が気がつく頃、ついに俺のところにも。。。俺は自分に問います。
「なぜ、違和感をほおっておいてしまったのか」
「どうして最初におかしいと声をあげなかったのか」
そして自分にも魔の手が迫る朝を迎えるのです。
ここでこの寓話は終わり。
すごくスムーズだし、止められないような気がする。茶色に染まる世界も、そして茶色を受け入れる自分も。それがとても怖い。気がついた時には遅い。それがすごく怖い。
昨今、この日本もどんどん様子がおかしい感じだと思う。でも、その違和感をあえて口にしないようにしてはいないだろうか。本当にそれでいいのか!?
この寓話のあと、この寓話が広がる背景となったフランスで起こったことを哲学者の高橋哲哉さんが解説してくれています。
その解説を読んでまた戦慄を覚えるのです。寓話だけでは飽き足らず、二度怖い思いをします。
最後の高橋さんのメッセージはこうです。
思考停止をやめること、考えつづけること。このことは、じつは、意識を眠らされてでもいないかぎり、仕事や生活や社会的責任の違いを超えて、私たちのだれにとっても可能なことです。そして、勇気をもって発言し、こうどうすることは、考えつづけることのうえにたってのみ可能なのです。
この本の初版本が日本で発売されたのは2003年。
にもかかわらず、色あせることなく迫ってくる恐怖感は、おそらく漠然と今の日本で静かに進行していることに対する警鐘ではないかと思えてならないのです。
違和感を口にしなくて本当にいいのか。
全ての人に考えていただくため、まずは本書を開いてみて欲しい。そして、考えて。
今だからこそ
多くの人の目にふれることを強く、強く望みます。
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- 【徒然】日々の変化・成長を感じよう
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2014.05.25 Sunday最近つくづく思うことがある。
『おやっ、私、変化・成長している?』
もちろん、残念なことに小学生のように日々出来ることが増えたりするわけではないんだけど、いろいろもがいているうちに『ふと変わっている自分』に気がついたりする。
今日は大好きなお友達と万年筆やらインクやらを囲んでオフしていたのですが、ここのところ、どうやら私の万年筆の持ち方が変わったらしい。
今までよりもさらに後ろを持つように変わっているみたい。。。
万年筆の師匠に私の書きくせに合わせて研いでもらったものが合わなくなったり、インクの出る感じの好みが変わったり(これは筆圧もさがってるみたいなこともあるのだけれど)、全体的に見るとなんかこう、あんまりいいことがなくて今日もいろいろ研ぎ直してもらったり。。。
でも、『もう変わらないでしょ?』って思ってたものか変化するって面白いでしょう?
ほかにも変化してるのよ。
ホットヨガをやっているのだけれども、私は逆転系のポーズってのが苦手で、出来なかったのよね。
それがなんでか分からないけど、最近とれるようになってきたの。
これも変化でしょ?
徐々にしか変わらないけど、徐々に変わってる。
ある日、とんでもなく変わっていることに気がつく!
すっごい時間がかかるけどすごいことだよね!!
そういうのはずーっと続けないと分からないんだよねぇ〜(^ ^)
ちょっと得した気がする(^ ^)
- 【読書】子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの
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2014.05.24 Saturday本との『一期一会』
子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?
おおたとしまさ 著
日経BP社
このご本は世田谷ビジネス塾で取り上げられたものだそうで、友人が『読んでみたら?』とすすめてくれたのです。
『なんで勉強なんてしなくちゃいけないんだ』
私は息子にこう言われたことがあります。その時なんて答えたんだっけなぁ〜。あぁ、そうだ『世界には勉強したくても出来ない子がいる。その子達は毎日水汲みをして生活している。お母さんはその国に行って勉強したい子を養子にして連れて帰ってくるから、あなたはその子の代わりに水汲みをして生活しなさい。勉強できるというのは権利であって、誰にでも持てるものじゃないのよ。さぁ、選んでいいわよ。』そう言ったんだ。
そのあと息子は『それは困る』といって宿題を始めたのでした。
いい学校に入っても、大きな会社に入ってもこの先ずっと安泰なんてあり得ないというのはもう誰でも知っています。もしかしたら勉強なんて、役に立たないかとしれない。大人もそう思っているから、子供の疑問に答えられないんだと思うんですよ。
そんな基本的で素朴な疑問に8人の識者が答えてくれるのが今日のご本。
子供向けにルビが振ってあり、子供に話しかけるページと大人向けのページがあります。それぞれ識者が子供むけに語るものと大人向けに語るものの内容はほぼ同じという構成。
どの方の意見もそれぞれ示唆にとんでいて、すごく興味深いです。
実は私は学校の授業はあまり苦痛ではありませんでした。新しいことを知ることができるし、授業は意外と楽しかった思い出があります。それは先生がたまたま良かったとかではなく、単純に新しい知識を得られるのが楽しいし、嬉しくてたまらなかった。だからもっとどんどん授業が進めばいいと思っていたし、飛び級がないのが悔しくてたまらなかったです。
かといって自分で何か追求したいことがあったわけではないので、家では本すら読まない子どもでした。
そうだとすると、学校は楽しいところな感じがするけれど、実は違っていました。人間と関わるのがとても苦手だったので(本当は今もかな?)休み時間、給食の時間が苦痛だったのです。休みなく授業を続けてくれればって思ったことも一度や二度ではありませんでした。
家に帰ったら、テレビを観まくってました。それは、休み時間の苦痛を和らげるため、世間の話題についていこう、アイドルを覚えて輪の中に入ろうと必死だったんです。孤高でいられるほどの心の強さも持ち合わせてはいなかったです。そののち受験期すら、もうそんなことは必要ないにもかかわらず、その悪しき習慣から抜けられなくなっていました。当然勉強しない子で、そこまで頭良くもなかったので、いろいろ悩んだものです。
今回、このご本を読んだら『勉強(学校に行く)という中には社会に出てからの我慢の練習』というのも含まれていると坂東眞理子さんが書いておられました。
『嫌な先生に当たったからといってその一年を棒に振るなんてもったいない。そういう変えられないことはうまくいなす術を学ぶべきなのだ』と。
私の思っていた勉強は授業に特化していたけれども学校にいって人と関わるということもすべて『勉強』だったんだなぁ〜って改めて思いました。
休み時間の苦痛を和らげるために私がしていたこと、そんなことせずに『孤高』に学問を極めたら別の何かになれたのかも。。。と悔やんだことがあったけど、違うんだなぁ〜多分。苦手なりに、いろんな人と関わって話を提供できたり、笑ってもらえたりするのは、またそれも子供の頃に『学んだ』ことだったんだなぁ〜
人生に無駄なことはないなぁ〜
って。私が勇気付けられちゃったりして。。。そして今、子どもの頃にすべきであった勉強を取り戻すかのように本を読んでいるのかも。人間どっかで頑張らないといけない時期があるのかもね。
さて、勉強はなんでしないといけないのか?一つの答えはなくて、いろんな人の話を聞くといろんな意見があって『なるほどねぇ』って思う。その『なるほどねぇ』って言うことを子どもに一つでも教えてあげられたらいいかなぁ〜って。
渡してもきっと読みはしないので、ぜんぜん気にしない技術の時と同じように、寝る前に私が読んで聴かせようかなぁ〜。どの人の話のどの部分が息子の心に刺さるのかは私にはわからないことですからね。
お子さんをお持ちの方はもちろん、お子さんをお持ちでない方も、一読されることを強くオススメします。『どうして勉強しなくてはいけないのか』というのは突き詰めるととても哲学的な問いなのですよ。
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- 【読書めも】「うまくいかないあの人」とみるみる人間関係がよくなる本
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2014.05.23 Friday
「うまくいかないあの人」とみるみる人間関係がよくなる本
青木 仁志 著
アチーブメント出版
題名に惹かれて買ったんですよ。
なるほど、読んでみるとグラッサー博士の『選択理論』を元に人間関係について説かれているようです。
グラッサー博士の選択理論―幸せな人間関係を築くために
このご本も買いましたが、途中までかじって放置したことを思い出しました。お恥ずかしい。
そこで、こちらのご本を読んでそんなことを思い出したので、本格的にグラッサー博士の本を読もうと心に決めるのでした。
そうやって『選択理論』について思い出させてくださったことに感謝ですね。
さて、本書には『選択理論』であるグラッサー博士の言葉が多く引用されていますが、はじめて出会う人には少し難しく感じるかもしれません。このご本を読む前に人間関係をしなやかにする たったひとつのルール はじめての選択理論こちらのご本で『選択理論』の概要を掴まれることをオススメします。
人との関わりは一つの理論で片付けられるものではないと、ここのところ思うわけですが、グラッサー先生の選択理論は間違いなく私に一つの新しい考え方を与えてくれたものです。
こちらのご本でもグラッサー先生の選択理論を元に人間関係を見つめ直す方法を示してくれています。でもなかなかこの一冊で選択理論とそこから導き出される人間関係への応用について追うのは難しいかなと思います。
選択理論が全面に押し出されている割には、その概要がぼんやりとしてしまっていて、ちょっと読みづらさがありました。
選択理論に基づいていたとしてもその部分を前に押し出すのではなく、人との関係を見つめ直すという意味で書かれている部分にフォーカスされたらもっと読みやすかったのではないかなという感じです。
ということで、選択理論の本質自体は先にあげたご本に譲りたいですが、そういうものにとらわれずに人との関係を考え直すきっかけとして、あまり読書に慣れていない方が読まれるぶんにはいいのかなぁ〜って感じでした。
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- 【万年筆初心者】万年筆ことはじめ2014-21 カクノでコンバーターを使おう
-
2014.05.22 Thursdayさて、またカクノに戻りましょう(^ ^)
カクノというのは通常カートリッジが入ってます。
これをカクノさんに指しますと使えます。
こんなかんじね。
カートリッジってとっても便利だけどやっぱり色の種類少なくない?って思いますよね!
ってことで、カクノはカートリッジしか使えないのかな?と思いきや、コンバーターってのを使うと、インク瓶から色んなインクが使えるようになるんですよ。
カクノで使えるコンバーターはこちら
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が使えます(^ ^)
使い方はまた来週やります!
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カクノ
今週も読みに来てくださり、ありがとうございました(^ ^)
去年の記事も充実してますので、
初心者向けは何がいいのか?
初心者さんはどうつかったらいいのか
なんて疑問をすぐに解決したい人は
万年筆ことはじめ2013を覗いてみてね
pukokko☆gmail.com(☆は@に変えてね)
に直接メールしてもらってもおっけーです!
ってことで、来週も木曜日に
このサイトに遊びに来てくださいね!
一緒に万年筆をはじめましょう!
過去記事のリンクはこちら(≧∇≦)
万年筆ことはじめ2014-20
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また来週(^O^)