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【読書】時間・習慣・人脈  「伸び悩み」を脱出する3つのスイッチ
本との『一期一会』

時間・習慣・人脈 
「伸び悩み」を脱出する3つのスイッチ
山田玲子
大和書房


時間・習慣・人脈 「伸び悩み」を脱出する3つのスイッチ

4コママンガ書評ブロガー女子勉子
として有名な山田玲子さんの著書です。

著者の経験をもとに書かれているため
大変に読みやすいです。

伸び悩みというのは
誰にでもあるもので、それを解消するにはどうするか
ということは多くの人が考えているのではないでしょうか。

もちろん中にはビジネス書を日々読んで
自己研鑚に励むことで伸び悩みを解消された方もいらっしゃるでしょう。

でも、ビジネス書というのは
読んで、『なるほど』と思っただけではやっぱりダメで
『実践』しなくてはいけないです。

この本は
ビジネス書を読んで『実践する』ということを実際にやってみました!
ということを教えてくれる実例集です。

ビジネス書もいろいろありますので、
一概には言えないですが
なかなか書いてあることをそのまま実行するのは難しいように感じるものも少なくはありません。

本当のところは読んだそのままではなく、
自分なりにカスタマイズして
実行していく助けになるはずなのですが、
実行するためのカスタマイズというのがひっかかるのか
うまく起動に乗ることができない方も少なくはないです。

起動に乗るせるためにはどうしたらいいのか
そして著者はどうやってビジネス書をからアイデアをカスタマイズさせて
自分らしい伸び悩み解消法を得たのか
ということが丁寧に書いてあります。

どうやったらいいんだろう
って思い悩んでいる方がいらしたら
一番の方法はこの本にあることを
一つ一つ真似してみることではないかと思います。

この本の多くのエッセンスは
他のビジネス書からの引用である場合も少なくはないです。
でもそれを『変わりばえがしない』とみるのは間違いだと思います。

この本自体が、
ビジネス書のスーパーエッセンスを
実行に変えるスイッチの役割を果たしてくれるように思います。

私もビジネス書は割と多く読むため、
いろんな方法を試しています。


今回、この本に出てくることで実行にしようと思ったことがあります。

それは時間の使い方のところで、
『あらかじめ、一週間の予定を時間単位でたてて、スケジュール帳に記入する』というものです。

紆余曲折ありまして、私は今、ライフログにトラベラーズノートを使っています。スケジュール管理にはマンスリー型のものそして、真っ白なノートが挟まっています。

ライフログはその日によって
内容、分量が違うため、一日一ページでは足りなくなることがあります。
足りなくなるというのは
フラストレーションがたまります。
ほぼ日手帳はそんな理由から卒業しました。

バーチカル型の見開き一週間ノートを昔は使っていましたが、
これも職業柄そこまでの時間管理は必要でないこともあり、つかいこなせなかったのです。

でも時間割を先に書いておいて
それと、実際の差分を確認するという作業はとても面白そうでした。

ということで、今のスタイルをかえずに時間割を組み込む方法を考えました。

一週間の始めにバーチカル型の見開き一週間のノートをトラベラーズノートに貼り付ければいいのではないか。
これならノート枚数の制約もうけず、
何冊ものノートの持ち歩きも必要なく
できるんじゃないかって。

そんなわけで、私はこの本を読んでる途中で
バーチカル型の見開き一週間のノートを買いに行きました。

こんな変化は
小さい変化でしょうか?
でも、伸び悩みっていうのは
こんな小さな変化の積み重ねで脱出できるんじゃないかと思います。

この本であなたも小さなスイッチからおしてみませんか?
思わぬ伸び悩みが解消するかもしれませんよ。
author:ぷぅコッコ, category:ビジネス書感想, 22:39
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【読書】考えすぎない思考術
本との『一期一会』

考えすぎない思考術
成功体質になる24の習慣
白取春彦 著
宝島社

考えすぎない思考術 成功体質になる24の習慣

成功体質になるというと、これまたいくつもの本がでていまして、
多くの本のエッセンスは
いくつか読むと感じるかもしれませんが
『同じ』
なのです。

同じと言っては語弊があるのではないか
と感じる方もいるかもしれませんが、
少なくとも成功体質の基礎となることは同じで、
それも大昔から変わらないのだと
私は思っています。

ではこの本も他の本と同じかというと
もしかすると、秘訣として書かれているものは
そう目新しいものではないかもしれません。
それでもこの本を私は多くの人に手にとってほしいと思いました。

それは日本人があまり持ち合わせない感覚を
『成功体質』
というキーワードのもとに感じることができるからです。

多くのビジネス書にあらわれる
成功を導く秘訣は
『先人の知恵』
とでも言うべきものであることも多く、
秘訣自体が『古典』と分類されるものからの引用であることも少なくはないです。

この本は成功を導く秘訣を
キリスト教であったり、仏教であったりという宗教における基本姿勢を軸として構成されています。

日本人は無宗教だと言われることが多く、
宗教というと構えてしまう方も少なくはないと思っています。

でも、実際に宗教というのは世界の人々が当然のように持つものと考えていることであり、
その基本的な姿勢は生きる上での確かな礎を与えてくれるものとして
幼い頃から持っているものなわけです。

かといってこの本は宗教論を論じているわけではないのです。

それら宗教という
いわば最も基本的な古典から考え方を取り出し、
学びを与えてくれています。

さて、『成功体質』『成功の秘訣』とはなんなのか。
それはぜひこの本を読んでいただきたいと思います。

この本を読んでの一番の感想は
成功ということにかぎらず
人間はなにか心に支えがあるということでとても強くなれるということ。

神や仏を信じるということは
人間とは違う大きな力を感じ、
それらが支えとなっていることで大きな力がでるということなのでしょう。

特にユダヤ人の成功に関する記述は
いろいろな意味で考えさせられました。

それは感覚的なもので、
表面上、神や仏の存在を信じる信じないといった事ではないのだろうと思います。

そうであるならばその心の支えとなる大きな存在は
自分自身の心であれ、
家族であれなんでもいいのかもしれません。
持つことで、大きな力を発揮できるというのは間違いなさそうです。

太古の昔より多くの人に支持されてきた成功体質への秘訣を感じていただきたいと思います。
author:ぷぅコッコ, category:ビジネス書感想, 22:00
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小学生にラミーのペンシルはいかが?
今日は文房具!

うちには今年小学生になったばかりの息子がいます。

鉛筆で文字を書く訳ですが、
そんな子供たちに最適なペンシルがあります。

ラミー abcです。

LAMY abcペンシル ブルー L110

赤もあります。

LAMY abcペンシル レッド L109

これと出会ったのは息子さんがまだ保育園のころ。
字の練習のために用意してみました。

というのも、サファリなどと同じで、
持ち方ガイドがあるということで、
普通の鉛筆よりも持ちやすいかもと思ったのと、
小さいころからちょっと良さげな文房具に触れて欲しいという思いもありました。

ところが、
保育園児には人気がなかった。。。
その座は三角鉛筆に奪われたのでした。

しかし、
小学生になって、宿題やらなんやらで書く文字数が増えたことにより、
復活です!

どうやら六角の鉛筆だと力の入る場所によって
手が痛くなるそうなのです。

もちろんそんな痛さを軽減してくれる
シリコンゴム製の鉛筆ガイド

KUTSUWA クツワ STAD 鉛筆グリップ プニュグリップ(右手用)
も売っていますが
やはりそこは
ラミーです。

太さもばっちりだそうで、
自分からラミーabcのペンシルを探して宿題をするようになりました。

痛くならないそうです。

考えられてておしゃれなペンシルとは!
恐れ入りました。

小学生へのプレゼントにいかがですか?
author:ぷぅコッコ, category:文房具, 20:06
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マッチポンプ売りの少女
マッチポンプ売りの少女
マネー・ヘッター・チャン 著
あさ出版

マッチポンプ売りの少女 〜童話が教える本当に怖いお金のこと〜


この本との出会いはTwitterのTLに流れてくるツイートからでした。

何だか可愛らしい題名なのに
『怖い話』だというじゃないですか。
でも『すきだ』との呟き。

さっぱり訳がわからないので、
早速、購入する事にしました。

本というのはちょっとでも興味を持ったら、
買ってみようというのが心情です。

余談ですが、私は本にマーキングする事はほとんどありません。
本にカバーをかけることもないですし、
本にもともとついているカバーをわざわざ取ることもありません。
だから、図書館の本でもいいんですけど、やっぱり買ったほうがいいんですよ。
何となくね。

さて、話を元にもどします。

そんなことでやってきたこの本。

本当に怖い話です。
内容を書いたら
すぐにがっちりネタバレですので、
あえて書きませんが
救いもないです。
それでも多くの人が読むべきです。

この本に出てくることは
新鮮かというと
そんなこともなかったのです。
でももし、そういうことを意識して生きていないとしたら、
あえて人生が悪しき方向に進まない手助けとして、
読むべきと思います。

人を騙して(騙すということがたとえ故意でないとしても)
金儲けをしようとする人は
『あなたのため』
と語りながらその実、あなたのことを考えてくれることはなく、
『ネギを背負ったカモ』
くらいにしか思ってないんだなぁ〜
ということをこれでもかと、突きつけてきます。

本当に救いがない。
『めでたくなし、めでたくなし』
です。

そして、この本の本当に怖いところは
最後の章です。

最後の章はまだ起こってはいない
かもしれない話です。
でも、起こるかもしれませんし、
起こってもおかしくはない。

日本政府がそこまでするか?
ということなんですけど、
やりますよ、きっとこの国は。

なぜならこの国で育った子供たちは
前例のないことには慎重なうえにも慎重を重ねるように
教えられてきたんです。
裏を返すと、前例のあることは
簡単に受け入れる
ということを知らず知らずに仕込まれているのです。

過去にも同じことがあったのだという
解説の下りを見たときに
正直、背中が冷たくなりました。

そうならないようにする術はあるのかどうか
わからないけれど、
知るべきだと思うのでした。

さて、今回の感想文
どんな話かわからないですよね。
あ〜フラストレーションがたまるぅ〜
という方はぜひ、手にとってみてください。

怖いけど、さらりと読めて肝を冷やす。

夏には最適な本ですよ。
author:ぷぅコッコ, category:ビジネス書感想, 20:33
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