RSS | ATOM | SEARCH
【読書めも】ボブという名のストリート・キャット
【読書めも】


ボブという名のストリート・キャット
ジェームス・ボーエン 著
ボブという名のストリート・キャット



うちには小学一年生の息子がおりますが、
その子は大の『アンビリバボー』ファン
そう、あのテレビ番組です。


その子が
『ちょっとママだったら泣いちゃうかもねぇ〜』
と言って教えてくれたのが今日のご本の話を特集したプログラムだったのです。


息子と一緒に観て
そしてご本も買ってみました。


本を読むとまた
別のいろんなことが見えてきて
面白い。


このストリート・キャット
いわゆる野良猫とこの著者である青年との出会いと
そこから人として生きていく上で
著者さん自身が抱えていた
人間としての苦悩と挑戦を
一人と一匹が乗り越えるお話で

まさに人生の『セカンドチャンスを掴んだ』
うーん、サクセスまではいかなくても
そういうドラマチックな展開なのです。

ほほぉ〜なるほどね。
TVを観たときはあまり強く感じなかったんだけれども
本を読んでいると著者と猫の関係にプラスして
現代のイギリスの状況が
つぶさに見えてくる。


日本も似たようなもんだ
といえばそうだけど
やっぱり違う。


著者は麻薬常習者であった過去があり
更生アパートメントに暮らしている。


また、ヘロインの常用をたつために
合成麻薬による管理が行われている。


ホームレスにしても
ただ家がないということではなく
きちんと国に認定されていて
無償で受けられることがいくつかあるようだ。


国が支援しているからと言って
そこから抜け出すのは容易ではない。


ストリートの状況も
やはり日本とは違う。


危険な地域はやっぱりはっきり
危険なようだというのも感じ取れる。


それでも彼が
ストリートキャットのボブと掴んだ幸運は
ある一部では日本にいても達成できるかもしれない。


国と国の違いはあるけれども
世界は自分の知らないところ
で大きく繋がっている。

そしてそのチャンスは
誰にでもあるし
かといって誰にでも降り注ぐわけでもなさそう。


と、まぁ、
ボブがいい猫だとか
著者は立ち直れてよかった
なんていう物語だけではなく
いろんなことを考えさせられる機会になりました。


感じ方は人それぞれですが
やっぱりいろんな人の人生は
面白いなぁ〜。


わりと簡単に読めますから
冬休みの読書にいかがかしら?








author:ぷぅコッコ, category:-, 18:05
comments(0), -, - -
Comment