RSS | ATOM | SEARCH
【読書】カイジ「勝べくして勝つ!」働き方の話
【読書】

本との『一期一会』


カイジ「勝べくして勝つ!」働き方の話
木暮 太一 著
サンマーク出版
カイジ「勝つべくして勝つ! 」働き方の話



働き方含めた全般についてだけど
ネットなどでの議論をみていると
何か違和感がある。

好きな仕事やりがいのある仕事につきたい。
年収もそれなりにあった方がいい。

楽して生きられたらいい。

そうかと思うと
そんな高望みしているわけではないけど、このままの生活を維持したい。

別に何も決めずに生きていったら
そのまま誰かがなんとかしてくれるとでも?

政治が悪い、世間が悪い
景気が悪い、誰かが悪い?

いいか悪いか?

全てはゼロかイチか?

それ以外のことは考えなくていい。

デジタルワールドのようだけど
その前提は『今』が永遠に続くと無意識に思っていることにあると思う。


そりゃそうだ。
生まれてこのかた戦争や紛争は教科書かニュースでしか見たことがない。

総理大臣なんて誰がなっても同じだと
ずっと言われてきた。

日本は経済が一流だから大丈夫だよって
言われて、そして鵜呑みにしてきた。


そのことがどうかということの是非を問うているのではなく
勝手に刷り込まれてきたんだと
言いたいだけ。

そしてその刷り込みは良いことで永遠だと、無意識に思っているんだと思う。

実際にはどうかというと
世界はめまぐるしく動いている。

総理大臣が変化すると
日本ではない別の国は大きく、もしくは小さくうねりとなって動く。

そういうことから目を逸らして生きていられるのは非常にラッキーだと思うけど、そのままでは幸せにはなれないのよね。


だから全ての人は多少間違うことがあったとしても
より良い方を選択し
そして『勝ちにいく』必要があるのだと
木暮さんはこの本で説いている。


高度経済成長期であれば
どのように努力すれば良いかの
礎のようなものがあって
それに向かって多くの人が努力した過去がある。

それが今の日本を支えているのだと思うけど
それだってもう倒れそうなのは
冷静に考えれば誰だってわかることだったりする。


そして、そんな時代を経験したことはないから
どう努力したらいいのかの礎も実は存在しない。


例えば資格試験に受かれば安泰かというと
数が増えたがゆえにその希少性は失われていく
そうすると収入は下がることになり
こんなはずではなかった
ということになりかねない。

その場所に身を置くだけではなく
さらにその場所で『勝ちにいく』必要があるってこと。


最近、よくよく思うことがある。


日本という国はとても恵まれている。
不景気だと言いながら
仕事はほんとはある。


楽しくないからとかキツイからという理由で選ばない人は多いというだけ。


本当は生きるってのはもっと必死にならなきゃいけないことで
もっと大変なんだよなぁ〜。


儲けているように見える人は
本質を知ると死ぬほど働いている。


そして彼らはそれを努力ではないという。
なぜなら彼らはそうすることに『ハマっている』からなのだ。
止まったら死んじゃうマグロみたいだ。


でも、本当は生きるってのはそういうことなんだと思う。


そしてこの本はそういうことを
直球で伝えようとしている。


あまり厳しいことを言われてこなかった人なら
読みながら
『なんだよぉ〜なんで木暮太一にこんなこと言われなきゃなんないんだよ』
って思うかもしれない。


逆に『木暮太一さんが言うのだからそうかもしれない』
と思うかもしれない。


どう思うかは別として
この本に書かれていることに共感し、やってみようと思うか
拒絶し、そうではないと彷徨うか
それも人それぞれの選択。


ただ、わかっていることといえば
自ら勝ちに行かなけれは
負けちゃうよ。
ってことだけ。


勝ちに行けば絶対勝てるって保証はもちろんないけどね。


宝くじは買わなきゃ当たらない
に似てなくもない。


でも、多少運が関わることもあるけど
宝くじほど運だけでもないのは救いかも。


確かにそれが現実だけど
ここまでストレートに書かれると
反発したくなる人もいるんではないだろうか。


それでもその現実を受け止めて前に進め
と言わんばかりの著者さんに拍手したい感じだったりする。


悩める若者が手にとって
そして何かをつかんでくれることを願って止まないのだ。



author:ぷぅコッコ, category:ビジネス書感想, 18:00
comments(0), -, - -
Comment