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【読書】ビジネスプロフェッショナルの教科書
【読書】

本との『一期一会』

ビジネスプロフェッショナルの教科書
斎藤 広達 著
日経BP社
ビジネスプロフェッショナルの教科書



このご本は日経BP社 様よりいただいたました。
このご本と一緒にお手紙も頂戴しまして
その中の一言をちょっと引用させていただきますね。
「ビジネス書数冊分の内容を詰め込み、いつも手元に置いてもらえる1冊にする」

まぁ、まぁ、そういう気持ちで
ほぉ〜
とはいえ、なかなかそうならないこともありますわねぇ〜
と、うがった見方をしながら読み始めたんですね。
意地悪ですよね。(きっと私、疲れてるんだな(笑))

そんな気持ちで読み始めたご本は
ものすごい価値ある一冊でした。


教科書と名のつくものは
ある特定の分野を広く
まあまあ基礎を抑えてということになる
というかそういうのを想像するわけです。


そのイメージはきっと学生時代に出会った教科書からだと思います。


その後、大学などで使われる教科書類は
学科の先生の印税稼ぎか?と思われるくらいつまらんものが多かった。
(先生すみません。でも素直な感想です)


つまらんと感じる理由は二つあると思う。
一つは本当に先生の書いた本がそもそもつまらんという場合
もう一つは本自体は面白いのに、自分がアホか、面白さが理解できない場合。


どちらにしても残念だ。


ということで教科書というのは
重要な割りには軽視されやすい。


そして、その「教科書」という奴が
ありがたいなぁ〜と思うのは
もっと大人になってからだったりする。


大抵、社会に出た後にそのような教科書にあたるようなものは
残念ながら存在しない。


だからいろんな事に出会い
本を読み、知識を獲得する必要が出てくる。


ビジネスプロフェッショナルになるにあたっては
効率的な獲得方法が少ない割に
こういうことを知っていた方がいいだろうということは
実はいっぱいある。


そういうものは
そもそも自分から手を伸ばさなければ
手に入れることもできない。


さらに手を伸ばしても挫折することもある。


いやっどっちかというと
挫折する。


ビジネスプロフェッショナルの知識は
知らなくても生きていけるような気がしてしまうからなんだなぁ〜。


そんな時に、出会うこの
『ビジネスプロフェッショナルの教科書』

この本は
ビジネスをどう捉えるか?を
会社という大きな存在から読み解く
ためのツールを教えてくれる。


ツールの使い方だけの書ではなく
そのツールを使い倒すことでどのように
『ビジネスを読み解くか』という視点を示してくれている。


ものすごく身近な例をあげてくれているので
『さて、自分の会社はどうなのか』
むちゃくちゃ知りたくなる。


それこそ今まで
ビジネスプロフェッショナル達が予想する未来について
こいつら魔法使いかなんかか?
なんでわかるの?と思っていた。

でも実は基本を知れば
その魔法の初級くらいなら
だれだってできるかもしれないと思わせてくれる著書なのだ。


その魔法を手に入れることがアービトラージの時代を生き抜くこととなるらしい。


アービトラージ?
私はこの『アービトラージ』の文字を見て『?』となりました。
なんじゃそのアービトラージってのは?


本書の最初にこんな一説がある。
ノーハウやケーパビリティーをテコに情報や能力の不均衡を生み出す。こうし歪みを利用してビジネス上の優位性を獲得するのがアービトラージの考え方。


この魔法を学んで
能力不均衡を獲得し
ビジネス優位に立つというわけなのだ。


すげーっ、かっこいい。


先にあげた一文
「ビジネス書数冊分の内容を詰め込み、いつも手元に置いてもらえる1冊にする」
を最初に読んだ時には
あまりピンときていなかったけれど

読み進むにつれて
身近な例に合致してゆく
ツールとその読み解き。

そして、また教科書というだけあって
必要以上に詳しくはないので、
自分で調べたくなる。

それを物足りないと言っては
いけないんだと思う。


これだけの内容がこの厚さに収められている
ということ、そしてそれを見返したくなるという事実。

自分が気になるところが明らかになり
もっと知りたくなる。
自分で調べたくなる。

そして、またこの本に帰ってくる。

まさに、手元に置きたい一冊に仕上がっていると思う。


うーん、たまたま自分が知りたいことが載っていたからか?
いやっ、知りたいことがビジネスに合致してるってのもいいことじゃん?


そんなわけで、超お得な一冊である
それがゆえに
他の人には教えたいような教えたくないような
そんなご本ですね。
(だってみんなが知ったらアービトラージにならんやん)


正直ね、ここから先もまだもう一段も二段も上に行こうって考えたら
他の人も同じものが使えるようになるのは都合悪いじゃんって悪の心が芽生えちゃいそうなイメージでした。


とりあえず、来年一年で使いこなすように読み込むよん!


ほんとこのご本との出会いに感謝でした。


気になったら本屋さんで覗いてみてね。






このご本は日経BP社 村上様よりいただきました。

本当に素敵なご本との出会いに感謝です。

まさか、こんなにグッとくるご本だったとは意外というかびっくりしました。

この素晴らしいご本がいっぱい売れたらいいなぁ〜と想っております!

うーん、でもどちらかというと教えたくないかなぁ〜。
悩ましい素晴らしさです!

少し辛口な斎藤広達さんの語り口も小気味良くて最高でした!


author:ぷぅコッコ, category:ビジネス書感想, 18:00
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