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【読書】社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう
本との『一期一会』

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう
ちきりん 著
大和書房
社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!


前に『ゆるく考えよう』
ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法

を読んだとき、

『日本はイタリアを目指せばいい!』
という記述に
かなり衝撃を受けたのです。

中国に敗れ、今や世界3位になってしまった。。。
と、どういうわけか日本がずーんと暗くなる頃、
『そんなの気にすることないじゃん!』
そこそこ先進国でいい感じに暮してる国みたいになればいいのよ!
という論調にものすごく
『うっとり』としたのです。


ほんとのところはわからないけど
素敵なオヤジとおいしい食べ物。。。
『イタリア!!!』
想像するだけでなんか
『素敵!』
と思ったものです。


そのときからずっと気になっていたこと
『ちきりんさんのその発想はどこからくるのか?』
ということ。


人が何かを考える根底には
絶対にルーツになるようなものがある
と思うのです。


その答えが今回の
『世界を歩いて考えよう』
につまっているのだと思いました。


50ヶ国以上をまわられた
という事実の中には
日本で暮しているのでは絶対に出会えない『出会い』いくつもあり、
そして、『考える中心』が日本という場所だけでなく
ときにグローバルに、ときに冷静に、ときに客観的に
ときに相手の立場に立ってと
多角的になっていくものだと思ったのです。



なるほどね。
ちきりんさんの考え方の源泉はここなわけか
と妙に納得してしまいました。


私も若い頃にはそれなりに
ボツボツと、旅にいきましたが、
なかなか出かけたいと思うこともないんです。


一つには人に慣れるのに時間がかかるということがあります。


『旅の恥は掻き捨て』
といいますが、打ち解けるまで緊張してしまうので、
ホンのちょっとの期間ではなかなか現地の人と仲良くなるには至らない
ということがあります。


そんな私にも旅を通じて、
驚かされたことが幾つかあります。


それは私の旅ではなく
父の出張でのお土産にありました。


学生時代を振り返ると、
米ソ冷戦時代から
ゆっくりと時代がうねり、変わっていく時期でした。

ベルリンの壁が崩壊したのは
高校生のときで、
世界史の先生が
『自分の目でこの歴史的瞬間を目にするとは思いもよらなかった』
と、深緑色の黒板を見ながら、ちょっと目を潤ませていたのを思い出します。

まぁ、そんな時代でしたので、
米ソの超大国は当然のように敵同士だったわけです。

小学生のころだったと思うのですが
父が出張先で地図を買ってきてくれました。

実家の私の部屋だった壁には今でもそのうちの一枚が貼ってあります。

買ってくれた地図は二枚

一枚はアメリカの地図で
アメリカが真ん中に位置しています。

そうすると何が起こるか
というと、
ソビエト連邦(今はロシアですけど)が真っ二つになるんです。
(ついでに中国も)

始めて見たときは
ほんとうにほんとうに驚きました。
『なんじゃこりゃ』

もちろん、太平洋が真ん中で
日本がそのちょっと左に、
でもだいたい真ん中
という地図しか見たことがなかったので、
アメリカが真ん中の地図にただただびっくりし、
これが米ソ冷戦を象徴しているような気がしたのです。


もう一つはイギリスの地図。
こちらはヨーロッパを中心にした地図です。
そうすると、
日本は東の果てのほんとにほんとに小さな国にしかみえないのです。

もう25年くらい前の話ですけど
もちろんそのころ
イギリス人は日本人のことなど
ちっとも認めていない
『東の小国の人間がなにを言っても認めない』
という気高い?民族である
というようかことが言われていました。(だれに聞いたんだか覚えてもいませんけど)

普通のこととして
欧米人は日本人を認めていないのだから
もっと働いて、もっと認めさせなくては!!
と躍起になっていた時代です。

でも子供ながらに
『イギリスだって日本とそんなに大きさ変わらないじゃん』
と思って違和感を覚えていたのですが、
その地図を見たとき、
『あぁ、これを常に見ているなら
東の小国の黄色人種が自国の経済を圧迫するなんて、許せないだろうな』
って思ったんです。

だって、ほんとにものすごい端っこだし、
ものすごいちいさいし(。-_-。)


そんなことを日本にいながらにして感じたんですね。


他国の地図を見ただけでも
そんなことを思ってしまうくらいですから
実際に歩いて見たとあれば、
そのスケールは計り知れないな
って思いました。


そんなちきりんさんの今回の本は
いろんな場所場所で
ちきりんさんが感じたこと
考えたことが詰まっていて
とても面白いです。

それと同時に
日本ってやっぱりいい国じゃん。
なんで『ダメダメ』言ってるだけで
『中国、韓国羨ましい』って言ってるだけで
そんなつまんないことだけに
目を向けているんだろう
って思ったんですよね。

どこに行っても
明るくて、
どこに行っても
なんでも買えて
どこに行っても
選ばなければどんな仕事についてもいい国なんて
世界にはそう多くないんですよね。

やっぱり冒頭でいったとおりだけど
豊かな先進国ってのには
どこの国でもなれるわけではないんだよなぁ〜と改めて思ったのでした。


日本ができなくなったことに目を向けるのではなく
昔からできて、そしてこれからもできることと、日本にしかできないことをポジティブに考えるきっかけになればいいのに
って思いました。


もし、趣味を持たない方なら
この本を読んで
旅を趣味にされたらいいと思います。


考え方を豊かにする最短の方法かもしれません。

社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!


ゆるく考えよう
を読んだときに書いたブログはこちら
http://pukokko.jugem.jp/?eid=150


ちきりんさんの書評ブログコンテストに参加しまーす( ´ ▽ ` )ノ


author:ぷぅコッコ, category:ビジネス書感想, 19:38
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