先月くらいから本格的に足揉み先生やってます、ぷぅコッコです。
このご本は私の友人でもある足揉みのお客様からいただきました。
ありがとうございました。
その方に足揉みをはじめてやらせていただいた日
その方は、ある食のイベントを行って、その後に来てくださったのよね。
施術の後、そのイベントで出された「手で握った塩おにぎりと、少しのおかず、そして舟和のあんこ玉」がほんとにちょうど一人分、計ったように用意してくださってて、頂いたんですよね。
いやはや、白ご飯のおにぎりとやら、なんでこんなにも美味しんだろうか?
そう、思うだけではなく、口から「なんで?これなに?特別なおにぎりなの?」と、口に出して聞いてしまったくらい。
「特別なことはなにも、、、お塩と手で握っただけのおにぎりだよ。」って。
いやいや、魔法でしょうよ。
そもそも最近、こんなに美味しいおにぎりは食べたことないぞ。
その時は、それでおしまい。
だったんだけど、その超絶美味しかったおにぎりを握った彼女が、今日ご紹介するご本をくださったのね。
深くは知らないけど、応援してるんだね。「ゆにわ」の「ちこさん」のこと。
さて、このご本に出てくる「ゆにわ」さん。
いくつかあるみたいですけど、レストランなんですよ。
うん。大阪?にあるのかな?
近くないから行かれないけど、書いてあることを読んでみると、ものすごく「ゆにわ」の「ちこさん」のご飯が食べたくなる。
実際にそういう方が多いそうで、中には惚れ込んで近くに引っ越しちゃう人とかね。
書かれている食への姿勢というのは、日本の伝統だったものを守ろうという強いメッセージと「食べること」それ自体を楽しくするという熱意にあふれているね。
そういう彼女や彼女たちを作るにいたった北極老人との出会いとその思いと伝えたいことに溢れてるご本なのよ。
時に彼女の描く食との関わりに、「私はそこまで食に向き合っているだろうか?」と、深く問われたり。
なんでも選べる時代なのに、選べていない自分に少し苛立ったり。
彼女たちが手にした北極老人との素晴らしい出会いを思い、また、北極老人から学んだ全てを彼らが感じたと同じように伝えたいという気持ちを受け取ったりするご本なんだよね。
これは、近くだったら絶対食べに行くよね。
と、読みながら何度も思ったのですね。
ご本自体を眺めてみると、食に対しての素晴らしい姿勢とか、いわゆる成功した人にありそうなストーリーとかって、語るべきこともいろいろあるけれども、それは是非ご本を手にとって確認いただきたいわって思う。
この本を読みながら、「ゆにわ」の「ちこさん」に関して、一番強く感じたことは「ご縁」についてなのよね。
先日、出口さんの古典のご本を読むって言うセミナーに出た時に、出てきた「運と適応」の話を思い出す。
生き残る種ってやつだけど、偶然なのよ、何もかも。
ちこさんが北極老人に出会って、食に目覚めたことはほんとに偶然。
そんなのちこさんしか起こらないよ
って言ってしまえばそれでおしまい。
いやいや、そこじゃないんだよ。
心動かされた出会いに適応して生きるかどうかと言うことが、一番重要なというか、学ぶべきことなんじゃないだろうかと。
食に対してだけではなく、そういう姿勢こそ、見て学ぶべきではないかと、強く思ったのよね。
ともすると、食べ方とか、何食べたらそんな幸せにって思っちゃうけど、そうじゃないなって。
いや、まぁ、そりゃー同じことができればいいけど、そりゃ、そもそも無理な気がするし。
ご本の中でも出てくるけど、食だけではなくて、生きる姿勢含めて、「当事者」になることかなぁって、思ったりする。
縁は偶然
で、それを生かして、ステキな生活のための糧にできるかは、それらに適応して、当事者になる覚悟があるかどうかと言うことなんじゃないかなぁってね。
そんな姿勢にみんなが共鳴して、きっと「ゆにわ」は拡大してるのかもねってなことを思ったり。
それで、そういう食への姿勢は、「ゆにわ」でなくても実は味わえるんだと思うんだよね。
冒頭の超絶美味しかった「白ご飯おにぎり」はまさに、「ゆにわ」で出されているような、「食べる相手を思って握られた」おにぎりだったからだなぁって、妙に納得してしまった。
今に生きる人たちは、食に関して、こだわってる人も多いと思う反面、手を伸ばせば考えずにお腹を満たすことはできる。
どちらを選ぶか?
食にこだわってる人は、ともすると自分の食べ方は間違ってはいない!なんて意固地になっちゃったりするけど、
方法の正しさとかじゃなくて、誰かのために心を込めて作るってので超絶上手くなる食べ物は、自分のために、自分自らチョイスすることによって何倍も美味しいものに変化してくれるんじゃないかなぁと思ったりして。
あー、食べたいものをコンビニで買うって話じゃなくて、自分のために食材の声を聞き、作るみたいなことだけど。
うーん、やっぱりあんまり簡単じゃないかも。
今更ながらではあるけど、食って大切なんだよね、ってのをまた再発見?再確認させてくれるご本でした。
ゆにわが近くにあればね〜行くのに(笑)
まぁ、まぁ、お近くである方は、ご本でチェックした上で、ご飯を食べに行ってみてはいかが?
お近くでない私たちは直接は行かないかもしれないですけど、志を同じくするお店さんや人たちはきっと近くにいるから、それを自分の舌で幸せを感じつつ探すのも良いかもね。
(簡単ではないと思うけど。)
ってなことで、食にご興味のある方、ぜひ読んでみてね。