台湾の方と仕事をしていると、よくよく思うことがある。
どうしてそんなに自信満々なのか?
とね。
これ、国民性みたいなもんかなと思っていたんだけど、ある一面ではそうだし、ある一面ではそうでもない。
なんとなく個人差があることがわかってきた。
加えて、自分に自信のあることに関してはアピールがうまい。
ぶっちゃけ、そんなにアピールするほどでもなくない?ってこともガツガツアピールしてくる。
さて、控えめであるということは、日本においてはそれなりに美徳なんじゃないかと思う。というか、思ってきた。
自分の中のなんらかの基準に満たない場合に、
「まだまだです。」
「大してできないんですよ。」
「下手なりに続けていれば。。。」
「わかってる割合としては6割程度ですかね?(対自分比)」
という表現を多用してしまう。
まぁ、これはこれで、日本では良いと思うんだよね。
自分に厳しくあれ。
そんな美徳もありそうだ。
それだけに、相手が日本人の場合、「こんなことも、あんなことも、さらにそんなこともできるじゃないですか!自信持って!」って励まされたり。
「たしかにまだまだだけど、よくやってるな!」
みたいな評価をいただいたり、そんなコミュニケーション。
でも、こちら台湾であり、アウェイなのだ。
この「控えめ」という表現
まったく通用しない。
「え?そんな程度で?」
と突っ込みたくなる人間が、自信満々なのよ。
ってことは、
「私なんて、まだまだです!」
と言ってる人間には、たとえ、上記の突っ込みを入れたくなる人間よりもよほど仕事ができたとしても、
「まだまだ、ほぅ、本人がそういうならそうなんだろう。」
と、控えめで慎ましいなんてことは思ってもらえず、単にチャンスを逃してしまうことになる。
なんてもったいない。
嘘みたいな本当の話だけど、自分としては、かなり大げさにアピールしてみても、聞いてる相手が受け取るのは「控えめ」に捉えるし(度を超えて、アピールする人がゴロゴロいるからね。)
そんなもんかなぁ。
「いえいえ、私はまだまだです!」
からそろそろ卒業しよう!