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【読書】「働き方」の教科書

「働き方」の教科書:「無敵の50代」になるための仕事と人生の基本
出口 治明 著
新潮社


私がメンターと仰ぐ出口さんのご本です。

「無敵の50代」になるための仕事と人生の基本というサブタイトルがついています。

私は今、40歳で、今年41歳になります。
無敵の50代まであと9年、自分にできることは何か?そんなことを問いながら読むのでした。



いくつであっても学ばなくてはならないということ。

わたしは個人的にココシャネルが好きなのですが、このご本の中にもココシャネルの言葉が引用されています。
「私のような学校も出ていない、年をとった無知な女でも、まだ道端に咲いている花の名前を一つぐらいは覚えることができる。一つの名前を知れば、世界の謎が一つ解けることになる。その分だけ人生と世界は単純になっていく。だからこそ、人生は楽しく、生きることは素晴らしい」
教養はこの言葉に集約されると出口さんはご本の中でおっしゃっています。

まさに、人生をいきるとはそういうことで、自分の周りの世界の謎を一つ一つ解き明かす作業なのかもしれません。



人間はみなチョボチョボである。

出口さんのお話を聞いたことがある人ならば、きっとこのフレーズを直接耳にしたことがあると思います。

人間というのは、ものすごい人、例えば世界一足が速い人と比べても、正直なところ動物や車や、ジェット機なんかと比べっこするほどの差はつかないってこと。

それって、実は大した差分ではないんだよ!というのがメッセージで、人間なんて大体同じようなもんだと思うと、何に差がでるのかって、それこそ「気持ちの持ちよう」よね?って話。



人生を無駄にする行動とは。

わたしはこのフレーズを自分のライフログに何度書いたかわかりません。
出口さんから直接教えていただいて以来、ことあるごとに書いて、そして今また、そして明日からも書くのだと思います。

「済んだことに愚痴を言う」
「人を羨ましいとは思う」
「人によく思われたいと思う」
人生を無駄にしていいと考える人は、この3つをぜひやってください。


そうです。
そして、避けるのが一番難しいのが「人によく思われたいと思う」ことです。

本当に避けることが難しい。

でも、これをうまく避けられないと、挑戦できなくなってしまうんですね。
実際に、人間というのは出会ったすべての人から好かれることはありません。
まさによく思われたいと思っていても一定の人からは自分の思いもよらない理由で、よく思われないわけです。

それは個人でコントロールできることではないです。

それと同時に、挑戦を続けることで、思いもよらない理由で、めちゃくちゃファンになってくれる人も現れます。

結局どちらも制御できないのだから、自分の思いに従って進むべきなのだと思うのですよ。

それでも、わたしは人生を無駄にするこの3つの行動によくよく縛られます。

だから、明日もまた、ノートにこれを書くのだと思います。


ダイバーシティ。

私はいま、ダイバーシティの代表みたいな感じになっています。

女性で、エンジニアで、台湾で働いていて、同僚は全員台湾人で、ボスも台湾人です。よーするに、彼らからすると私が外国人ってわけ。

ダイバーシティにより合理的な決断を下せる、と本の中にありまして、全くもってその通りだなと思うわけです。

結局のところ、働き始めたばかりだということもありますが、仕事に対して何か目標があるとして、言葉がうまいことしゃべれませんから、非常に直接的な表現でアプローチせざるを得ない。

回り道してる暇がないんですよね。

台湾人には台湾人で、きっと台湾人的やり方があるんだと思います。
私はそれを日本人的なやり方に変えようとは思わないです。だからと言って私はいつまでたってもきっと台湾人ではないですから、その意味で彼らのルールを自ずと破ることになるのかもしれないという思いもあります。

でもね、それでいいじゃない。

結局、足の引っ張り合いをしたいわけじゃなくて、とりあえずみんなが同じ目標に向かえば。

そんなことを思わずにはいられないのよね。



部下はみんな変な人間である。

この章を読んだのは、同僚とのコミュニケーションミスが原因で、言い争いになった次の日でした。

私は日本人で、さらにその中でも、ものすごく気にするタイプなので、自分がやったしまったこととはいえ、困ったなーって思ってたんですよね。気まずいよねぇーって。

その朝、新幹線に乗りながら、「部下はみんな変な人間である」のフレーズをみて、暗かった顔がニヤリとしてしまいました。

言い争いになったのは部下ではなくて、同職位の人ですけれども、まー変な人間だわ、と思うとちょっと気がラクになるのを感じたんですね。

よーするになんか理解しあえない人間関係なら、細かくコミュニケーションを取らないとダメってことですよ。
そんなことに気づいてすぐにアプローチする。この本には即効性もあるのか!?
と驚いてしまいました。


と、まぁ、ほんのちょっと書き出しただけでも盛りだくさんですよ。

これね、ぜひ手にとって読んでほしいです。

とにかく出口さんがいろんな講演でお話しくださる内容がむちゃくちゃ詰まってます。


私は出口さんの語り口を頭に置きながら読んだので、出口さんが本当に横で講演してくださっているような感じでした。


人生の師と仰いでいることもありますが、生きる上で、とても素敵な先輩からの熱いアドバイスが心にしみるのです。


人とは何か?働くこととはどういうことか?この先に進む上で必要な考え方は何か?私は世界を変えられるか?そんなことを胸に多くの方に、この本を開いてほしいと思います。



author:ぷぅコッコ, category:ビジネス書感想, 21:57
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