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オンライン英語読書会をやってみました
毎日、英語漬け、ぷぅコッコです。

友人が先日参加した英語読書会が大変面白いときいたので、「ほんなら、それオンラインでも出来る?出来る?出来るよね?」
と、半ば強引にオンラインで開催することに。


英語読書会
初めて見る(読む)洋書を手にとって
前書き
目次
あとがき
をチェックし、問いを立て、その答えを探します。
この辺のメソッドはいわゆるフォトリーディング問いと同じ感じなので、フォトリーディングのメソッドが分かるご本なんかを参照していただくとわかりやすいかも。


この講座ではフォトリーディングするわけではないですが、とりあえず前書き、目次、あとがきから本に興味を持ち、そこから問いを立てます(この本で知りたいこと、きっと書いてくれてそうなことを想定)その問いの答えとなるようなものを本から見つけ出して、参加した方と「英語で」シェアする!


という流れ。


事前に聞いてたんですけど、
全く頭に入っておらず、、、
ただ一点
「予習不要」
のコメントだけを信じて、参加したのです。


実際には、今回ご一緒してくれた友人が、以前に参加していたわけですので、下準備なしのぷぅコッコさん、
「んじゃ、やり方説明してちょ?」
って言うところから、英語ではじめました。


おそらく友人は「いやいや、事前に説明したやろ。。。」
と言いたかったことでしょう。


とはいえ、すでに頭でわかっていることも、「英語で説明する」となると簡単でもないもんで、この下準備なしなしすぎるぷぅコッコさんに、丁寧に英語で説明してくださいました。


今回、二人で実施したので、ファシリテーターはおらず、本来、リーディング5分のところを長めにとった気がしますが、いかんせんきちんと集中して読むってのが苦手なぷぅコッコさん

まー、なんて言うか、時間とったのに「上の空やね〜」
みたいな感じになりました。


それでも実は気づきがあって、
ふと、本に目を向けると、結構読めるのよね。
原書なんだけど。
「おうっ、これはもしかして、日々の英語メールのおかげか?」
と、思ったりして。


ちなみに、台湾の会社では、会社の方針で、メールは英語です。
(現場に近ければ近いほど、中国語のメールになります。)


そうやって、本来は多分読んだ後、すぐに問いを立てる流れなんだと思いますが、ぷぅコッコさんがあまりにも流れを理解していなかったために、読み取った内容をシェアする形の会話を続行したり、そんな感じで進めました。


いいことかどうかはわかりませんが、いろいろ面白い気づきがありましたね。


日頃、仕事でのコミュニケーションは英語ですけど、同僚の台湾人も私も英語は第二外国語です。
そうすると、「今、あなたが言ったことは、こう言うこと?」って自分がわかるレベルの単語に落としこんで、聞き返す癖がついてるんですね。
1時間半ずっと英語で会話し続けたために、この辺のスキルを大発揮(特にやろうと思ってたわけではなくて、自然にそうなったんだな)
これが、お相手さんには結構好評でしたね。

お相手さんは日頃、話を聞くプロを生業としていらっしゃる方ですが、英語での場合、いわゆるおうむ返し(相手が言ったことをそのまま繰り返す)ということをいつも以上にやっていたと思うとおっしゃってました。


ほー、そーだったのか!!
そー言われれば。。。
でも、自然なコミュニケーションなので気がつかんかった。

ワードプール(いわゆるボギャブラリー)がお互い少ないので、「相手の言うことを理解しよう!」ということに終始できると言うことがあるかもしれません。


私はこれを「英語で話す時の方が、より話を聞こうという姿勢になる気がする。」と感想を述べたら、

さすがプロっすね

「姿勢自体は、英語でも日本語でも変わらなくて、でも言葉数が少ないためにより洗練されるイメージだろう。」
とコメント頂きました。


あー、なるほどね。


コミュニケーションって、言語が変わっても基本的な性質は変わらないかもね。


まーそんな感じで、本来ですと、ちゃんとここまで!ってフィニッシュできるはずな英語読書会は、なんともグズグズな感じでございました。


少人数でやる場合には、少し工夫した方がいいかも。


ちなみに、私、普段英語でお仕事ですので、「英語を使う機会がなーい」とかは全然ありませんが、お相手は日本でお仕事なさってるので、「あまり英語を使う機会はないかな?」ということで、「お疲れになったのでは?」とお察ししてるところ。


日本人と英語で会話するの苦手
(すぐに文法が間違ってるだの、それ通じるのか?みたいなことを言われ続けた過去)
なんだけど、コミュニケーションはそういうことじゃないのよね〜。
いやいや、もしくは、文法やらはやはり間違ってるけど、それを超えてコミュニケーションするスキルがついたのか?

その辺は定かではない。


まっ、でも、お互いに
「面白かったね」
ってことで終わったのでよかったかもね。


ぷぅコッコさんと英語でオンライン読書会したいって方はこっそり教えてね〜。
author:ぷぅコッコ, category:セミナー・勉強会, 06:00
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【勉強会】第二期 出口治明氏と古典を精読する会 5回目(最終回) その4

貞観政要 上 新釈漢文大系 (95)より


p.273
第一章から
皇太子の先生に対して、皇帝である太宗自らが先生を敬うことにより、息子に道を教えるということです。
(君臣父子の道)


ここを読むと、皇太子に対する、先生の期待度というのは実は高かったようだということがあるわけなんです。ここで、参加者の方で教育関連を手がけてやっしゃる方から『先生たちの子供たちへの期待度が高いと子供は伸びるという調査結果がある』といったコメントもあり、直感的に、期待をかけると伸びるということを皇太子の先生もわかっていたのかもしれませんね。


第二章
ヨーロッパで言えばキリストの系図
それと同様に中国には聖天子と呼ばれる『半神半人』の聖なる系図というのがあります。

黄帝、顓頊、堯、舜、禹のそれぞれの皇帝ですけれども、その人たちも先生に学んでいる。そして、それから百人以上の王を経ても未だ、聖人のような智を持ち合わせてはいないわけですから、そもそも、皇太子といえど、学ばなくてはならないということを言っています。

そこで、三師の位を定めよう!

ということなんですね。


ところで、中国には奇数が尊いという考え方があるそうです。補佐役としての位を作りましょうといっても、一人だとしんどい、五人じゃ多いということで、三人ということになったのかな?


中国では、ポストを作ってからそれにふさわしい人を探すというということが基本のようです。

建前として、立派な人を、まずは探すという文化なので、とりあえず法律で三つのポストを作ってから人を探したということですね。



第三章
上智の人というのが出てきます。

人には立派な人とそうでない人(上の人と下の人)がいるという考え方です。


性善説と性悪説というのがありますが、ここで言う性善とは上智の人を指していて、もともと『善の人』全てをわかってて、いい人に決まっていて、けして悪には振れない人!んでもって立派!それ以外の人は上智の人ではないから、悪いということではなくて、わかってない人、わかってないから教育が必要な人ということです。教育次第で悪くもよくもなっちゃう人というわけ。


しかもこの上智の人という考え方、血筋がどうのこうのではないんですね。もともと生まれながらにして上智の人がいる。そんな人は一言言えばわかるけれども、そうでない人というのもちゃんと教えてあげさえすれば変化するんですよ。ってことを言ってますね。


余談ですが、現在の中国でも、課長クラスになる人というのは善人であるかをそのモラルまで調べられらそうですよ。



第四章
わたくし、あたったんですけど、なんかよくわからなかった章で、出口さんに解説頂くことになりました(いやぁ〜お恥ずかしい。そんなこともあります。そんなことだらけか?)


ここで、太宗は魏王(皇太子ではない息子です)の先生として、自分の先生でもあった王珪を兼務させるんですね。

この先生であればビシッと息子を叱ってくれるぜ!ということです。それをよくわかっているので、抜擢するんですよ!と言っています。

それに応えて、王珪自身もビシビシ教えまして、みんなからもいい先生だったね。と言われたという話です。


うーん、なんでうまく読めなかったのかな。頭真っ白になりました。あらあら。



第五章
三師に接する礼節について、まずは形式から入る。
とにかく形を整えて、人を敬うことを教えるのだということを言っています。上智の人はそんなことしなくても分かるんだけれども、普通の人にとっては、形から入るというのはとてもわかりやすいです。そうやって礼節を教えたということですね。

息子たちがやや微妙ってのは太宗もよくわかってたみたいですね。


第六章に入るところで、残り5分となりました。第六章には天帝(高宗)が登場します。ということで、話はその奥さんの武則天と、それをロールモデルとしたであろう日本についてということになりました。そのへんの詳しい話は出口さんがお書きになった仕事に効く 教養としての「世界史」に載っていますので、そちらに譲りましょう。



さて、この一年続けてきた『古典を精読する会』も今回でおしまいです。

すごく勉強になりましたし、私なりにすごく勉強しました。出口さんはもちろん、それ以外に一緒に勉強してくださる仲間にも出会えました。

きっとまた第三期があるのだろうと期待しています。このブログが、その方々の理解の一助になればと願ってやみません。ということで、せっかく最後なので、派手に一番最初からのリンクつけちゃおうっと。

ご一緒してくださった出口さん、第二期のみなさん本当にありがとうございました。
また一緒にやりたいですね(^з^)-☆

第一回その1

第一回 その2

第二回 その1

第二回 その2

第二回 その3

第三回 その1

第三回 その2

第三回 その3

第三回 その4

第四回 その1

第四回 その2

第四回 その3

第五回 その1

第五回 その2

第五回 その3


我ながら、すごいなぁ〜(汗)
学び多き一年となりました。これもひとえにブログを読んでくださる皆様のおかげです。いつもありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
author:ぷぅコッコ, category:セミナー・勉強会, 18:30
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【勉強会】第二期 出口治明氏と古典を精読する会 5回目(最終回)その3
本日は貞観政要 上 新釈漢文大系 (95)の論太子諸王定分第九の第四章よりまとめていきます。

太宗は部下に向って、国家の急務は何かと問います。すると高士廉、劉洎、岑文本のそれぞれの部下が考えを述べます。そのあとで、褚遂良が『まず、皇太子を定めて、後の世まで(万世の後のまで)手本となるような良い法を定めてください。』というのですね。

それにたいして、太宗は『50に近くなって、長子(長男)を皇太子ときめて、東宮に住まわせているけれど、それ以外のこどもも40人近くいる。この子供たちの周りに良い人がいなければ、国が滅びてしまう。一方で、その取り巻きは4年で交代させなければならない。これは情がわいて、自分の使える諸王を皇帝にしたいから謀反を企むということがないように。』ということだそうです。

なんかがっちりきめてますよね。
うまくいきそうな予感がするんですけど、、、

名君と言われた太宗もいろいろ策を弄したにもかかわらず、皇太子問題には頭を悩まし、結局失敗していますから、いかに難しいかということを物語っているのです。


さて、皇太子というのは、ずば抜けた人がいなければ、長子(長男)がなるのが通例のようです。そりゃそーかなぁ〜って思いますよね。

名君の子供たちというのはある意味ちょっとかわいそうですよね。おとーちゃんが、まぁものすごい人なわけですから、子供のほうはどの子にしても頑張ろうという気持ちは持ちづらいですよね。

所詮、どれだけがんばっても追いつかない目標なら、走るのはやめてしまいますよね。

そんなわけで、なかなか二代名君は続かないのです。



さて、第五章です。
法律を作るだけでは不十分で、教育してからでないと意味がないということを説いています。むかしから政治は聖人、とくに立派な人が執り行うという考えがあるけれども、通常、人は勉強しないとなれないよということです。

とにかく教育が重要。

子供のうちから、高い位に付けて地方に出すのではなく、きちんと教育をしてから出しましょうと言っているのです。

太宗としては子供たちの争いを避ける意味でも、子を外に出したかったのだと思いますが、それぞれの地方が混乱しないためにも、その子供が立派になるためにも都で教育をすべし!と述べる部下は多くを見ているなと思うわけです。



本当に、今回は濃いですね。
まだまだ、終わりませんよ。


author:ぷぅコッコ, category:セミナー・勉強会, 19:43
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【勉強会】第二期 出口治明氏と古典を精読する会 5回目(最終回)その2
本日も【勉強会】第二期 出口治明氏と古典を精読する会 5回目(最終回)のまとめです(^ー^)ノ

その2ですね。

昨日のまとめはこちらから

貞観政要 上 新釈漢文大系 (95)のp.263の論太子諸王定分第九の第三章からです。

ここでは部下の褚遂良(ちょすいりょう)が太宗の第四子である魏王の使用する物品について皇太子よりも多く与えちゃっている月がありますけど、如何なものか?と諌めています。

皇太子がお小遣い、お給料かな?を1億円もらっていて、皇太子でもない息子が、1億5千万とか使っている月があるイメージです。

昔から、いかに愛していたとしても、正妻の生んだ子供とガールフレンドが生んだ子供を同じくすることはできないですし、そこには差別があることを誰もが知っていますと述べているんですね。

魏王は別にガールフレンドの子供ではないわけですが、皇太子とは違うわけで、皇太子に与えているものを超えて与えちゃうのは如何なものでしょうか?減らすって言ったって、まぁ8千万くらいまでにして、少なくしたからって困ることもないし。目立たなくなるじゃん!

むしろ、皇太子の扱いを雑にし、そんなことを続けていると、勘違いした輩が出て、大変なことになりますよ。

このことは私だけではなくて、みんなが言っています。と続けるのです。



しかし、ここから先が褚遂良のというか中国の家臣たちの賢いところです。このままの流れでいくと、与えちゃってるお父さんである太宗が悪い?もしくは望んでどんどん要求する魏王が悪い?どちらに振れても、太宗は面白くないはずです。

自分が悪いと言われて、確かにそうかもしれないけど、ちょっと認めづらいでしょうし、そもそも子供可愛さから与えちゃってるわけですから、その可愛い子供がダメだと言われるのもしのびないわけです。

それらを敏感に感じ取った上で、褚遂良は『魏王はすでに宮中からも出ていますから、良い教育係をつけさえすれば、倹約もするし、立派な人になるはずですよ。』と言って、みんながダメだって言ってることは太宗のせいでも、魏王のせいでもなくて、先生のせいです!と、太宗の機嫌を損ねず、認めさせる逃げ道を作っているのです。

さらに魏王のことを太宗が可愛がっているのもわかっているので、『魏王は王子ですから、ビシビシやる先生でなくても先生さえちゃんとしていれば、ちゃんと立派な人になりますよ。』と言っているんですね。


こんなふうに説得されたら悪い気はしないですよね。


太宗は、『深く褚遂良の言を納れ』とあるように『お前、めちゃめちゃ考えてるやん!』と、即日、魏王のお小遣いを減らしました。という話です。


人の心を動かす術を持っていますね。


さて、いわゆるガールフレンドというのは身分か低いために妻として認められないんです。どんなに好きでもってことです。

結婚したとしても、貴賎結婚と言われて、貴族は平民の血が混じるのを嫌がりますし、平民は平民で、越えられないかべがあると信じて生きているのに、自分と同じような身分のものが結婚しただけで貴族なんてあり得ない!ということで、社会が混乱するんですね。


これは第一次世界大戦の頃まである話ですから、そのへんから解放されたのもほんの100年くらいってことになります。(王様のいる国はまぁ、まだまだ感覚的にはあるけどね。)



さてさて、ここまで鋭く政治を担ってきた太宗さんですが、なんか今回の皇太子をきめるあたりのくだりはいわゆる親バカっぷりにより、やっぱり鈍って見えますよね。それってなぜなんでしょう?


太宗は名君ですけれども、やっぱり人の子なんだと思います。


人間のわからないものというのの筆頭は『自分自身』ですが、二番目にわからないのが『子供』だそうです。その次が恋人とか夫婦だったりするんです。


恋をしているときはみんな盲目ですが、夫や妻となると、意外によくみていて諌めてくれたりなんてこともあったりして。



うーんと、長くなったので今日はおしまい。
次は金曜日にアップしまーす(^ー^)ノ

author:ぷぅコッコ, category:セミナー・勉強会, 19:23
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【勉強会】第二期 出口治明氏と古典を精読する会 5回目(最終回)その1
昨日はライフネット生命CEO出口治明さんと古典を精読する会の5回目でした。ついに最終回です。


さて、最後も気合入れてまとめていきましょう(^ ^)


貞観政要 上 新釈漢文大系 (95)のp.259の論太子諸王定分第九の第一章からです。

第一章では、『早く定分有らしめ』とあるように身分をきちんと決めて、要するに皇太子を早く決めて、その他の子供と、皇太子は身分に違いがあるのだと知らしめなくてはならないと、太宗自身が噛みしめるように述べています。

太宗という人はもともとお兄さんを殺して皇帝の地位に上り詰めた人です。

だからこそ、子どもにはそうなって欲しくないという思いがあったのだということなんでしょう。



第二章では馬周という部下が皇太子を早く決めて、身分をきちんと分けなければ、国が滅びてしまいます。ということをまた歴史から紐解いて述べています。


皇太子というのは決めるってのは大変なんです。逆に決めないってのも大変。後継者選びはなかなか一筋縄ではいかないのはどこの国でも一緒のようです。


というのも、基本的にはお母さんとなる人の位によって、まず、皇太子になれるかどうかというのが決まるということはあるわけですが、その権利を持つ子供達もとにかくいっぱいいます。


皇太子を決めたとしましょう。皇太子の時間が長ければ、もしかしたら権利があったかもしれない他の子供たちとそれらのお取り巻きは面白くないですから、徒党を組んで、皇太子となったもの追い落とそうとするのです。


それに早く決めすぎて、皇帝が長生きしちゃったりする場合も、困りものです。

皇帝がいい感じの年齢でぽっくり死んでくれればいいんですが、そうもいかないんですね。人間ですから。皇太子を決めたはいいけれど、そうやって長生きしちゃうと、せっかく決めた皇太子の側近も歳をとっちゃって、その腕がふるえなくなってしまうのです。(一緒に歳をとってしまいますからね。)


その意味では健康な長男がいて、王様の平均在位25年から30年くらいとして、だいたい20〜30歳で王になって、40〜50歳くらいであっさり死ぬというのを繰り返してくれるとすごくまわりとしてはいいんですね。実際にそんな感じで340年も続いたのがフランスのカペー朝で、今もって『カペー家の奇跡』なんて言われ方もするみたいです。


皇帝が長生きかもしれない!?といって決めなかったらいいかというと、そんなこともなくて、勘違いする輩(子どもら)が出てきてしまう。


そんなこともあってこの世襲で一番良い方法というのはペルシアで行われていた額の裏に皇太子の名前を書いておいて、皇帝の死後にそれを開示するという方法らしいです。

額の裏に書いてある者が皇太子であるというのは全ての人が知った事実です。でもそこに書いてある名前は皇帝しか知らず、さらに遺言書と同じで皇帝の意思でいつでも書き換えることができるという仕組みです。そうなると、『あの裏に書いてあるのは俺かもしれん!?』と息子達がみんな思い、さらに、頑張ったら名前が書かれるかもしれないということがあるわけですから切磋琢磨するんですね。

決めてあるけど誰だかわからないという仕組みは実によくできています。



私はこのあたりの全体、もちろんこのあとも続くやりとりを読みながら、これまで鋭かった太宗も鈍っているように見えたんですね。


実際にこの唐の太宗は名君ですけれども、後継者選びには失敗していると言われています。

他にも名君と呼ばれた漢の武帝も清の康熙帝もことごとく後継者選びには失敗したといわれているそうです。


名君であっても後継者選びには苦慮したということで、んで、もってやっぱり失敗しちゃってる。実に難しいです。


苦肉の策として、皇太子を決めたならば、その子を首都に残し、その他の子どもは地方に出すという方法をとって子供達が徒党を組まないようにするということを行ったということもあるようです。


ちなみに太宗もそのようにした、にもかかわらず、やっぱり失敗していますから、いかに後継者選びが難しいかったか!?ということ物語っています。




今日はここまで(^ ^)
また明日。
author:ぷぅコッコ, category:セミナー・勉強会, 20:06
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【セミナー】第12回リベラルアーツ教育によるグローバルリーダー養成フォーラム 5000年史 18世紀前半
2014年10月18日に受けました第12回リベラルアーツ教育によるグローバルリーダー養成フォーラムの5000年史のまとめします。

今回は18世紀前半

ちょっと始まる前に、麻生川先生のお話に関してちょっと出口さんからコメントが(^ ^)

今の歴史学というのは麻生川先生がなさるようにPCを使わないと無理だそうです。

例えば日本書紀というのは現在では4人以上の人によって書かれたということが知られているそうです。そのうち一人は文字の使い方の違いから中国人であろうと考えられているのだとか。

これらのことは、科学分析によるわけで、だからコンピュータを使わないとダメってことですね。



さて、18世紀のはじめ、ハプスブルク家は断絶するってことが分かったんです。

ここから戦争がはじまっちゃうんですね。このへん入り組んでますね。困ったな。ちゃんと説明できる気がしないです。ということで、そこは諦めて。。。

ちょっと、史実を追うのは私には難しいので、私のメモったノートから新教と旧教ついてその特長を書くと、新教:プロテスタントは『聖書にかかれていることは正しい』ということで、新教を信じる人たちは聖書に書かれていることが読める人たちということなんですね。
それに引き換え旧教はというと、『坊さんの言っていることは正しいだろう』という人々の思いによって成り立っているわけです。当然、字が読めなかったとしても問題はないわけです。
すると新教と旧教を比べると、新教を信じる人の方がリテラシーが高い人が多かったということになります。
そんな人たちが世界に拡散していきます。


ヨーロッパが北方戦争とスペイン継承戦争に明け暮れる頃、イングランドはまんまと、新大陸を独り占めにしていくんですね。




さて、話は変わり、中国の三代ワークホリッカーといえば、始皇帝、宗の大宗、雍正帝だそうです。

雍正帝は知事や市長1200人と手紙でやりとりをし、赤を入れて指示を与えていたそうです。いやはや、寝る暇もないはず。しかしながら、有能な人が皇帝になると国がまわるのです。

そんな人がいたのも18世紀の前半です。



中東に目を向けると、現在のサウジアラビあたりにサウード家ワッハーブ派によるワッハーブ王国が出来上がります。

サウード家ワッハーブ派は『ムハンマドに帰れ』を基本とするイスラム教の新教というかプロテスタントみたいなものだそうです。

アフガニスタンには戦争の天才、アフマドさんが登場します。

アフガニスタンはなぜ大切なのか?ということを考えるとき、どの土地も引越しができないわけですから、アフガニスタンはインドと中央アジアをつなぐ土地だということが大きいのです。



もう一度ヨーロッパに目を向けます。
ここではポーランド継承戦争とオーストリア継承戦争及び7年戦争があります。

ここもまぁ入り組んでること。。。
私では説明し切らないですね。

ここでロシアの皇帝エカテリーナ2世の話が出て来ますけれども、この人、もともとドイツ人なんですね。先代のエリザヴェータのハンサムな許嫁(死んじゃうけどね)の妹の子供だったんですけど、ロシアにやって来て『私の運命はロシアとともにある』と考えて、ロシアに溶け込むしかないと、ロシア語を覚え、ロシア正教に改宗するなどするんです。

このエカテリーナ2世の『ロシアに溶け込むしかない』という話が心に響きまして、漫画買っちゃったりしました。こんな入り口も5000年史ならではの楽しみです。エカテリーナ2世は雄々しい女性でかっこいいんですよ。私もこの人みたいになりたい。(なりたくないなぁ〜と思わせるあんまり幸せじゃない部分もあります。ピョートル3世がいなかったらエカテリーナ2世もいないんだけど、ピョートル3世が夫ってのはつくづく不幸だなぁ〜と。)

これでピョートル3世がアホじゃなかったら。。。いや、その場合、エカテリーナも皇帝にはなれないから何がいいのかわからないですけれども。


さて、全体的にグズグズですが、まとめです。

ヨーロッパというのは家と家とのつながりで、誰と結婚して動かすのかってのが主軸です。
(だから入り組んでるしわかりにくい(泣))

そして、弱い国はすぐに取られてしまうという現実があります。18世紀の前半は特にそんな時代であると感じました。
(今回のまとめではちっとも感じられませんが、基本はこういうことで、戦争が次から次へと起こっていくわけです。)

ごちゃごちゃして混沌としている感じがしますね。


ということで、もうちょっと、いやだいぶ勉強しないと説明するには至らないです。ごめんなさい。



さて、今回も質問の時間がありまして、いろんな質問が出ました。
(質問の時間まとめるだけで一本ブログ書けるなぁ〜たぶん)

その中で歴史を知るには原典にあたろう!という話がありました。

いわゆる古典は
岩波文庫のもの
東洋文庫のもの
京都大学出版会の西洋古典蔵書
が良いそうです。


岩波文庫には私も最近お世話になっております。


ということで、次回も楽しみだし盛りだくさんです!


参考図書はこちら

author:ぷぅコッコ, category:セミナー・勉強会, 20:33
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【セミナー】奥田サロンに行ってきました(^ ^)
最近、元気不足だったので、元気をもらいに奥田サロンに参加してきました(^ ^)


今日はなんと美人論!!


マジか!?無縁ですけど。


でもね、聞いてみると、美女じゃないんだよね。やっぱり美人!かわいいでもなくて、美人!美しい人!そういうことなんだな。


でね、私、美人じゃないし!
とか思っちゃうけど、聞いたことを総合すると、意外と美人じゃね?みたいな。


自信ついちゃう?感じでした(笑)


さて、ご飯を食べての後半戦がかなりいい話多かった。

人生はやせ我慢と背伸びらしいです。

相変わらず、セミナーに出るとご挨拶も下手だし、名刺は忘れるし、いつもすっとこどっこいなんだけど。その意味ではセミナーっていつもやせ我慢と背伸び。でもそれがいいなって思えたなぁ〜

そんな『場』という意味でも良い会だった(^ ^)


話も去ることながら、元気をもらえた!
よっしゃ明日からまた背伸びするぜ!


author:ぷぅコッコ, category:セミナー・勉強会, 22:00
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【セミナー】第12回 リベラルアーツ教育によるグローバルリーダー養成フォーラム その1 資治通鑑を読み解く
さてさて、第12回 リベラルアーツ教育によるグローバルリーダー養成フォーラム

ですよ(^ ^)

今日は最近発売された麻生川先生のご本

本当に残酷な中国史大著「資治通鑑」を読み解く (角川SSC新書)
にある通り、資治通鑑を読み解くための基礎知識を教わったのでした。


この資治通鑑、むちゃくちゃ分厚いご本でして、中国の史実がずっと書かれているそうです。麻生川先生が書かれたご本でわかるのは5%?くらい?らしいです。


それでもって、麻生川先生がおっしゃるには、実際に全てを知るには、原書を読めばよいのです!
とおっしゃるのです。
(えっ、マジか!?)


そこで、今回は、そう、漢文をそのまま読む方法についてお話しくださいました。


私はあまり漢文を真面目にやったことないですけれども、レ点とか一、二、三とかで返り読んで、まぁ、読みにくい。。。みたいな。


でも漢文というのはまぁ語順が英語に似ているそうで、そのまま理解しよう!!麻生川先生はおっしゃるのです。


できるんかいな?みたいな。


漢文というのはだいたい6字から8字で意味のある文の塊になるそうです。

なので、その文字数くらいで意味の通る文の塊にして理解するということらしいです。

そして、漢文をそのまま理解するには音読して、iPodとかに入れたりして、それを原文をみながら何度も追う(聞く、読む)のだそうです。

そうすると、なんとなく原文をみてわかってくるらしいです。


ちなみに資治通鑑は台湾で出ているバージョンがわかりやすいみたいです。
日本で売られている原文に比べると、固有名詞に線が引かれていて、別れているために、読みやすいってことらしいです。

これは日本人に限らず、固有名詞なのかどうかってのがやっぱりわかりにくい、ということがある(歴史上の人物だったり、場所だったりはやっぱりわからないよね)そうで、そんな形になってるらしいです。


そういう原書を使うと、そのまま理解できる人になっていくとか。


なるほど、確かにそうかも!
と、思いつつ麻生川先生の講座を聞いていると、iPodに吹き込んだ朗読が聞けたり、自作の検索プログラムが出てきたりと、深く細かく理解を進めていらっしゃることがわかるわけです。


いやいや、なかなか楽しそうじゃないか。と思ったりして。


さて、そんな分厚い原書にすぐにはとりかかれないぷぅコッコはひとまず、麻生川先生のご本を読もうかな?ってことで、本屋さんで買ったのでした。


次は出口さんの5000年史のお話し
今回は、18世紀前半ですよ。

author:ぷぅコッコ, category:セミナー・勉強会, 19:59
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【勉強会】第二期 出口治明氏と古典を精読する会4回目 その3
本日、p.231の第二章から

ここはp.258ページにまで続く長い章ですが話は一つ。節の一つ一つは上司であるところの太宗が承認した法律について閣議後、李百薬という部下がその考え方を諌めて取りやめさせるということ(上司を説得する方法について)を述べています。




太宗は考えます。

世襲をした周の国は800年続き、それと比べて官僚制を貫いた秦は二世で滅びてしまった。この世襲をという制度、なかなかいいと思うので、素晴らしき忠臣である房玄齢らなんかを世襲にしてはどうかなと決めました。(承認してサインもしちゃってる)

という話を閣議後にします。



貴族制(世襲)か官僚制かというのは国へのロイヤリティという点において、永遠の課題だと言えます。ロイヤリティ、忠誠というのは部下からすると自分に続く子供らも守ってくれるということによって保たれるとする貴族制。しかしながら、国を思う時、後に続く子供らも優秀であるとは限らないのです。それは国を危うくする可能性もあります。

では官僚制はどうか?国は確かに優秀な人材を常に補充することができます。しかしながら官僚の側はどんなに必死に生きたとしても、その息子はまた一からすべてをやり直さねばならず、忠義を尽くすべきか悩むこともあるかもしれません。

それで、この李百薬は官僚制が良いと考えているわけです。それを踏まえて、説得にかかるのです。


まず初めに、政治の原理原則をとき、『政治とはそもそもこういうものですよね?』と、総論の上に上司である太宗を引き込みます。


次に、確かに太宗が言ったとおり、周は800年続き、秦は二世で滅びてしまいました。それは皆が言うところです。それはそうですが、それは世襲制によるものなのでしょうか?私はそうは思いません。長短というのはただ政治にのみ、よりますよね。


ここで上司である太宗、ほぉ〜、政治とはそう言うことだなぁ〜、みんな言ってるなるほどなるほど、ん?でも世襲制のせいではない?ほぉ〜、あれ、これってもしかして反論?かな?



p.236ページあたりから反論のトーンが上がってきます。周にしても唐にしてもそもそもその時代が長く続くがどうかというのは王様(皇帝)が立派かどうかにかかっているのです。

周にしたって、諸侯が世襲だったから続いたわけではないです。中頃からは諸侯の忠誠は薄れ、助けてはいないじゃないですか?違いますか?と。



中国には天命という考え方があります。


本当のところ自然現象であるところの天災が起こるから、人々は飢えて国は乱れて、その国が他の人により倒されるという構図なのですが、中国では悪い政治をしたから、天災が起こると考えられているのです。天が怒って、天災が起き、それはもとに戻せないので、新しい国になるという考え方です。


ようは長く続くかどうかは世襲か官僚制かといったことではなく、ただ素晴らしい政治をしたか?良い王様(皇帝)であったかどうかだけなのだと。


そして、その良い王様(皇帝)自身が家臣を選ぶことができる官僚制がやっぱり良いと思いますと。それは素晴らしい王様(皇帝)である太宗、あなた自身が選んでいますよね。と畳み掛けるのです。


しかも堯瞬という伝説の皇帝の息子すらバカな子がいたわけで、まして、堯瞬よりもえらくない房玄齢らの子等が必ずしも国のためになる人物になるかもわからないでしょう。


そんな感じで、この章の中間部ですでに最初の世襲制を完全に否定します。


そうなると聞いてる皇帝としては面白くないわけですけど、そこからまた皇帝の素晴らしさを語るのです。細かく実例をあげてどんどんと褒めちぎっていきます。


最後にまた総括します。貴族制(世襲)の酷さというのは官僚制の酷さの比ではありません。太宗の考えは間違っています。と

しかしながら太宗のような素晴らしい王様がいればこそ、国は素晴らしくなっていくのです。としめているのです。


ここで、太宗はついに説得され、命令書を取り下げます。


まぁ、すごく手の込んだ上司の説得方法で、見習うべきところは幾つもありそうです。


しかしながら、このような勅語は場合によっては文字通り、首を切られるレベルなわけで、それを許し、考えを改める。。。太宗の懐の深さを表しているのかもしれないです。


やっぱすごいなぁ〜


今回はここまで(=´∀`)人(´∀`=)


次回は第二期最後になります。
この本との出会いに感謝なのでした。





author:ぷぅコッコ, category:セミナー・勉強会, 20:43
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【勉強会】第二期 出口治明氏と古典を精読する会4回目 その2
本日は論封建第八の第一章(p.227)をまとめていきます。


太宗のおじさんである淮安王神通さんは『房玄齢や杜如晦といったスタッフ部門(戦いではどちらかというと後方支援だった人たち)がえらく出世してるけど、俺、戦いのときに一番に駆けつけたじゃん!なんでなの?ちょっと承服できないわ!』と、不服の申し立てをします。


そこで太宗は答えます。
『国家の大事は、唯だ賞と罰とのみ。』


このところでいうところの賞と罰というのはいわゆる人の評価のことです。賞がその功労によく相当していれば、功のないものは自然と引き下がる。といい、そして、個人的な縁故でやたらに勲功のある部下と賞を同じにしてはならない。というのです。


ここでは組織のあるべき姿を説いているわけです。いい加減にえこひいきをすれば、そこに付け込まれるというわけ。この節はその意味で一番に駆けつけたおじさんすらえこひいきしないという言動一致のところを見せつけているわけです。ある意味、格好のチャンスだったとも言えるわけです。(ちょっとおじさん的にはかわいそうだけど)

その辺りの評価を分け隔てなく、厳密にやることで、国民に見せつけて立派な指導者であるということを広めた意味もあるわけですね。


とくに昔は皇帝の顔、形を直接みられる人は少なく、人々は噂話や、こういったまさに人事、賞罰をもって皇帝の人となりをうかがい知ることになります。それをよくわかった上でのPRだという見方もできますが、とにかく『どうやら皇帝はえこひいきしない立派な人らしい』というのが流布してゆくというわけ。


ものすごい策士でもありますな。




次の節では、お父さんの高祖の時代に王様になった皇族について、これまで(太宗が皇帝になった後まで)に功がないもの(とりあえず、良き王様でなかった人)は郡王から群公に格下げしたということです。


太宗という人は高祖の次男です。
高祖は隋の煬帝のイトコでかなり優柔不断な人だったようです。イトコが国をおかしくしてるのがわかってはいるものの、グズグズしていたのですが、李世民(太宗)に突き動かされて、ついに国取りをします。

でもまぁ、それまでもグズグズしていていて、うーん、失敗したら首切られるしぃ〜とかはっきりしない父に業を煮やした太宗さんはウイグル族から兵を借りて来て決起します。まぁ、それに驚いたお父さんの高祖。なんとなくお酒の力も借りて、『いっちょやったるか!!』って重い腰を上げて唐の国を作るわけです。

もともと人のいいお父さんなわけで、『お坊ちゃんの李世民は流石ですねぇ〜』なんておべっかを使われたかはわかりませんがイトコや親類を次々に王様に据えていくわけです。

また、李世民(太宗)のほうが優れていることを感じつつもやっぱりなんとなくで長男のほうを皇太子にしちゃうんですね。

そんな感じでグズグズしてるんですけど、結局、長男はダメってことがわかっているので、李世民(太宗)は長男を殺し、お父さんを幽閉します。

幽閉といっても、別に牢屋に捉えたわけではなく、素敵な土地で美女に囲まれ悠々自適の生活をさせているんですね。まぁ、きっと『お父さん、ダメな兄貴ももう殺したし、政治は俺がやるからのんびり暮らしたらどうですか?』みたいなことを言って、太宗は皇帝になったのでしょう。

この節で、太宗はお父さんである高祖の処置、いわゆるイトコや親類を王様にしたこと自体は認めているのです。しかしながら、先に述べたとおり高祖の時代に王様になって、そのあと太宗が皇帝になったその期間に功がないもの、たとえば使い込みなんかをしている王にふさわしくない親戚については格下げしていきます。


中国というのは秦の始皇帝の時代に確立した中央集権国家が基本です。太宗の時代もそれは同じです。例えて言うならば三重県の知事は官僚がやっていて、伊勢神宮の周りだけを天領として王様を据えた。そんなイメージで王様と官僚が存在します。


封建制とは異なるため、多くの王様が好き勝手にしていたわけではないというのがポイントです。


それが成り立った背景には紙と漢字による文書行政の発達があります。


功がないものというのはこの取り交わされる文書によって、その悪行がすべて暴かれていたということで、まぁ、軽くお上に筒抜けだったと言えます。


これも中国の伝統だそうですが、そういった功がないと言われた人々も弁明の機会は与えられ、それを踏まえて処遇が決まるのが一般的だそうです。


とはいえ、親族を格下げにするというのは国民から見ると聞こえはいいですが、親族にはとっては面白くないです。そんな親族が決起したりする危険はないのかしら?と思ったのですが、李世民(太宗)という人は圧倒的に強く、そして高祖を代表に立てつつも、次々と国取りをし、唐の統一を果たした立役者です。


かたや、功なきもの達は高祖にうまく取り入って、王様なったと考えるのがもっともらしい人たちで、とても勝てる相手ではない位、太宗は圧倒的に強いということもありますし、功のあったものはもちろん格下げにはならないですから、その辺りを厳格にしたとしても、反対勢力が生まれる恐れは極めて低かったようです。

逆に、公平にしないことの害のほうがのちのち大変なことになりそうだと言えるのでした。


いろんなことの上での組織論であり、太宗のPRには十分な内容で、とても面白いです!!


精読会は味わい深いですね。


さて、次のアップは金曜日の予定(^ ^)
そこまでで今回は終わりかな?
次回はちょっと長い。。。かもしれません。でも面白い章なので読み逃しなく!

ではぁ〜





author:ぷぅコッコ, category:セミナー・勉強会, 22:23
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